ここで、μは母平均、μ0はその母平均に対する仮説値です。検出力分析は、母集団が正規分布に従うこと、および、真の平均が0であることを前提として算出されます。この設定での検出力は、帰無仮説がH0: μ=0で、真の平均(検出したい差)がμ0である場合の検出力と同じです。
2.
「標本サイズと検出力」ウィンドウで[1標本平均]ボタンをクリックします。
3.
「Alpha」はデフォルトの「0.05」のままにしておきます。
4.
「追加パラメータ数」はデフォルトの「0」のままにしておきます。
5.
「標準偏差」として「2」を入力します。
6.
「検出する差」として「1.5」を入力します。
7.
「標本サイズ」として「20」を入力します。
8.
「検出力」は空白にします。(図16.3 の左側のウィンドウを参照)。
9.
[続行]をクリックします。
検出力が「0.8888478174」と計算され、0.89に近い値になっています (図16.3 の右側のウィンドウを参照)。結論として、有意水準が0.05、検出する差が1.5秒、標本サイズが20の実験条件では、89%の確率で燃焼時間の差が検出されます。
図16.3 1標本の例
標本サイズ検出力の関係を示すプロットを表示するには、「標本サイズ」「検出力」を空白にしたまま[続行]ボタンをクリックします。
図16.4 のプロットは、標本サイズに対する検出力の変化を示しています。検出力の値は、約0.1~0.95の間で動いています。図16.4 の右のプロットでは、十字ツールを使って図16.3 の例を図示しています。
図16.4 1標本の例のプロット
「標本サイズ」だけを指定し、「検出する差」「検出力」を空白にして[続行]をクリックすると、検出する差と検出力のプロットが表示されます(図16.5 )。
図16.5 特定の標本サイズでの検出する差と検出力のプロット