図14.6 には、連続尺度の効果(「年齢」「月数」「KPS」)と名義尺度の効果(「セル」「処置」「Prior」)のリスク比が表示されています。ここでは、連続尺度の効果「年齢」と、4水準の名義尺度の効果(「セル」)に対する結果を説明します。
「VA Lung Cancer.jmp」サンプルデータの連続尺度の効果「年齢」のリスク比は、次式で計算されます。
exp(b) = exp(-0.0085494) = 0.991487
exp[b(xmax - xmin)] = exp(-0.0085494 × 47) = 0.669099
名義尺度の効果「セル」に対しては、「セルのリスク比」表に、水準のすべての組み合わせに対するリスク比が表示されます。なお、水準数がk個のカテゴリカル変数に対して実際に推定されるパラメータ数は、k - 1個です。「セル」は4水準ですので、「パラメータ推定値」表には3つ(「Adeno」、「Large」、「Small」)のパラメータ推定値が表示されています。「Squamous」の推定値は計算されていませんが、他の推定値を合計し、その符号を逆にして求めることができます。下の式は、計算例として、「セル」の2つのリスク比を示しています。
Large/Adeno = exp(bLarge)/exp(bAdeno) = exp(-0.2114757)/exp(0.57719588) = 0.4544481
Squamous/Adeno = exp[-(bAdeno + bLarge + bSmall)]/exp(bAdeno)