BlendFuncコマンドでは、アルファブレンドを作成できます。そのためには、次の構文を使って、BlendFuncメッセージをシーンに送ります。
scene << BlendFunc(SRC_ALPHA, ONE_MINUS_SRC_ALPHA)
SRC_ALPHAとONE_MINUS_SRC_ALPHAはOpenGLの定数で、アルファ値を使って既存の表示バッファに対するブレンドを行います。アプリケーションによっては、zバッファテストや、要素を後ろから前に向かって順番にレンダリングする手法を無効にする必要があります。デフォルトでは、zバッファテストが行われ、透明な多角形の後ろにオブジェクトを描画することはできません。
BlendFuncで使用できるすべての定数（大半はJSLプログラマには不要）の詳しい説明については、opengl.orgにあるOpenGLマニュアルを参照してください。