公開日: 04/01/2021

アプリケーションビルダーの赤い三角ボタンのオプション

アプリケーションビルダーの赤い三角ボタンのメニューには、アプリケーションの実行やデバッグ、サンプルアプリケーションを開く、グリッドを表示するなどのオプションがあります。

アプリケーションの実行

アプリケーションを開始します。各モジュールのウィンドウが開き、実際にユーザが操作するのと同様に、アプリケーションを対話的に操作できます。

アプリケーションのデバッグ

エラーを解決するために、JSLデバッガでスクリプトを開きます。スクリプトのデバッグ/プロファイルを参照してください。

グリッドにスナップ

ワークスペースにオブジェクトをドラッグすると、オブジェクトが一番近いグリッド点線に沿って配置されます。デフォルトでオンになっています。

グリッドの表示

ワークスペースにグリッド点線を表示します。デフォルトでオンになっています。

プロパティの表示

「オブジェクト」パネルと「プロパティ」パネルの表示/非表示を切り替えます。

自動スクロール

オブジェクトをワークスペースの端近くまでドラッグすると、縦または横に自動的にスクロールします。デフォルトでオンになっています。

ダッシュボードモード

よりシンプルなダッシュボードビルダーウィンドウでアプリケーションを表示します。レポート、データフィルタ、またはデータテーブルをアプリケーションにドラッグすると、自動的にSplitterやTab Page Boxに配置されます。ダッシュボードモードでスクリプトを追加することはできません。

モードを変更したり、元に戻したりしても、すでにアプリケーションに追加したものが変更されることはありません。モードを変更すると、新しいアイテムを追加するときのインターフェースが変わります。

ソースパネル

ソースパネル(アプリケーションコンポーネントが表示されている左の列)を表示または非表示にしたり、アイコンをカテゴリーに分けて表示したりします。いずれのオプションもデフォルトではオンになっています。

スクリプトの保存

アプリケーションをデータテーブル、ジャーナル、スクリプトウィンドウ、テンプレート、またはアドインに保存します。アプリケーションの保存オプションを参照してください。

表16.1 提供されているサンプルアプリケーション

Six Quality Graphs.jmpappsource

3つの管理図、「一変量の分布」レポート、「工程能力分析」レポートを作成する。

Data Filter Compare.jmpappsource

2 つのバブルプロットを作成する。各プロットには、それぞれローカルデータフィルタと「表の作成」レポートがあります。このアプリケーションでは、Data Filter Context Box関数を用いています。

Data Table Application.jmpappsource

層化抽出を行う。層別変数の列と、標本抽出率を選択できます。抽出結果は、データテーブルの行が選択された状態になります。

Graph Launcher.jmpappsource

等式の入力、軸の設定、グラフの作成を可能にする。ウィンドウが開いたままなので、等式に変更を加えて新しいグラフを作成することができます。

Instant App.jmpappsource

主成分分析と多変量管理図のレポートを組み合わせて表示する。

Instant App Customized.jmpappsource

Instant App.jmpappsourceに変更を加えたもの。主成分分析レポートを選択するオプション、マーカーのサイズを変更するオプション、平均を表示するオプションが含まれています。

Launcher With Report.jmpappsource

起動ウィンドウでユーザにデータテーブル列を選択させ、グラフを作成する。

Parameterized Instant App.jmpappsource

ユーザにデータテーブル列を選択させ、2つの多変量のレポートを作成する。Yの役割に引数が割り当てられます。つまり、レポートは、アプリケーションで指定されているテーブルだけでなく、開いているどのデータテーブルからでも作成できます。

Parameterized MSA Combo Chart.jmpappsource

測定システム分析(MSA)の一連のレポートを作成する。

Presentation.jmpappsource

ナビゲーションボタンと組み込みのスクリプトを持つ、スライドショーのようなプレゼンテーションを作成する。

R Application.jmpappsource

分析対象の列をJMPで選択させた後、Rの機能を用いて「Chernoff の顔グラフ」を描く。このアプリケーションを実行するには、Rにおいて、TeachingDemosパッケージが必要です。

SAS Application.jmpappsource

SASスクリプトを実行して、結果をレポートに追加する。SASサーバーに接続していない場合は、SASサーバーにログオンするためのダイアログが表示されます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).