公開日: 04/01/2021

データ形式

MDMVCCプラットフォームは、次の3つの形式のデータを分析できます。

生データ

連続変数の履歴データから、主成分分析に基づく管理図を作成します。多変量管理図におけるデフォルトの次元は、工程変動の85%を占める主成分の個数です。この85%という数値は、主成分分析における固有値の累積割合が85%という意味です。

主成分分析によるスコアデータ

事前に実行された主成分分析(PCA;Principal Component Analysis)で保存された主成分スコアの列に基づき、多変量管理図を描くこともできます。この場合の多変量管理図におけるデフォルトの次元は、工程変数として指定されたスコアの成分数です。

PLS回帰によるスコアデータ

事前に実行されたPLS(Partial Least Squares)分析で保存されたスコアの列に基づき、多変量管理図を描くこともできます。この場合の多変量管理図におけるデフォルトの次元は、工程変数として指定されたスコアの成分数です。

注:

度数列または重み列を指定して実行された主成分分析モデルおよびPLSモデルは、サポートされていません。

履歴データから主成分分析モデルやPLSモデルを求める場合、「モデルに基づく多変量管理図」起動ウィンドウで指定するのと同数の行を履歴データとして使用する必要があります。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).