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公開日: 04/01/2021

生存時間分析の例

2群に分けたラットを発ガン性物質にさらし、生存時間の差を調べる試験を行いました。データは、「Rats.jmp」サンプルデータにまとめられています。この例でのイベントは死亡で、この試験の目的は、2群におけるラットの生存関数を比べることです。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Rats.jmp」を開きます。

「生存日数」列のデータが生存時間です。この中には打ち切りデータもあります。

2. [分析]>[信頼性/生存時間分析]>[生存時間分析]を選択します。

3. 「生存日数」[Y, イベントまでの時間]に指定します。

4. 「グループ」[グループ変数]に指定します。

5. 「打ち切りの有無」を選択し、[打ち切り]に指定します。

6. [OK]をクリックします。

図13.2 「Rats.jmp」データの「生存分析プロット」 

Image shown here

生存関数の見た目では、「Group 1」のラットの方が、「Group 2」のラットよりも生存日数が長ったことがうかがえます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).