公開日: 04/01/2021

SQLの数値関数

以下に、SQLの数値関数について説明します。

数値関数

SQLite
ネイティブ

説明

ABS( number )

指定された数値(number)の絶対値を戻す。

ACOS( cosine )

指定された余弦(cosine)の角度をラジアンで戻す。

ASIN( sin )

指定された正弦(sin)の角度をラジアンで戻す。

ATAN( tangent )

指定された正接(tangent)の角度をラジアンで戻す。

ATAN2( x, y )

逆正接関数(引数を2つとる)。

CEILING( number )

CEIL( number )

指定された数値(number)より大きい最小の整数を戻す。

COS( radians )

指定された角度(radians)の余弦を戻す。

COT( radians )

指定された角度(radians)の余接を戻す。

DEGREES( radians )

角度(radians)をラジアンから度に変換する。

EXP( number )

定数eを、指定された値(number)でべき乗した結果を戻す。

FLOOR( number )

指定された数値(number)より小さい最大の整数を戻す。

LN( number )

LOG( number )

指定された数値(number)の自然対数を戻す。

LOG10( number )

指定された数値(number)の常用対数を戻す。

MAX( n1, n2, ... )

指定された数値のうち、最大値を戻す。2つ以上の数値を指定する必要があります。

MIN( n1, n2, ... )

指定された数値のうち、最小値を戻す。2つ以上の数値を指定する必要があります。

MOD( dividend, divisor )

被除数(dividend)を除数(divisor)で割った余りを戻す。小数部のある数を指定した場合は、小数点以下を切り捨てて整数にしたうえで、計算を実行します。

PI()

定数pi(p)の値を戻す。

POWER( number, power )

POW( number, power )

数値(number)を、指定された値(power)でべき乗した結果を戻す。

RADIANS( degrees )

角度(degrees)をラジアンに変換する。

RANDOM()

RANDOM( max )

RANDOM( min, max )

乱数を戻す。RANDOM()は、0~1の値を戻します。RANDOM( max )は、0~maxの値を戻します。RANDOM( min, max )は、minmaxの値を戻します。この関数は、JSL関数のRandom Uniform()と同じです。シード値は、JSL関数のRandom Reset()を使って制御することができます。RANDOMは、RANDと略記することもできます。

RANDOMBLOB( length )

NバイトのBLOBの乱数を戻す。
詳細については、SQLiteのオンラインマニュアル
https://www.sqlite.org/lang.htmlを参照してください。

ROUND( number, <precision> )

数値(number)を、指定された小数点以下の桁数(precision)になるように四捨五入する。precisionのデフォルト値は0です。また、precisionには負の値を指定することもできます。

SIGN( number )

numberが正の数である場合は1を、numberが負の数である場合は-1を、numberが0である場合は0を戻す。

SIN( radians )

指定された角度(radians)の正弦を戻す。

SQRT( number )

numberの平方根を戻す。

TAN( radians )

指定された角度(radians)の正接を戻す。

TRUNCATE( number, <precision> )

数値(number)を、指定された小数点以下の桁数(precision)になるように切り捨てる。precisionのデフォルト値は0です。また、precisionには負の値を指定することもできます。TRUNCATE()は、TRUNC()と略記することもできます。

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