実験計画(DOE) > 「群直交過飽和のあてはめ」プラットフォーム > 「群直交過飽和のあてはめ」レポート
公開日: 04/01/2021

「群直交過飽和のあてはめ」レポート

「群直交過飽和のあてはめ」レポートは、2つのステップで構成されます。1つ目のステップには、一度に1つずつの群をあてはめたときの、各群における有効な効果の推定値が表示されます。有効な効果を含む群だけが表示されます。これがステージ1の分析です。ステージ2では、組み合わせたモデルが作成されます。

図26.5 ステージ1の結果 

Image shown here

応答に影響していると判定された主効果(有効であると判定された主効果)。

推定値

主効果に対する係数(パラメータ推定値)。

標準誤差

「群1」の疑似因子を使用して求めた、推定値の標準誤差。

t値

推定値を標準誤差で割った値。

p値(Prob>|t|)

誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。

2つ目のレポートには、ステージ2の分析結果が表示されます。ステージ2では、分析結果を評価するためのモデルが作成されます。

図26.6 ステージ2の結果 

Image shown here

応答に影響していると判定された主効果(有効であると判定された主効果)。

推定値

主効果に対する係数(パラメータ推定値)。

標準誤差

データセット全体を使用し、指定のモデルと切片をあてはめて求めた推定値の標準誤差。

t値

推定値を標準誤差で割った値。

p値(Prob>|t|)

誤差の自由度(DF)とt値を使って計算されるp値。

RMSE

平均平方誤差の平方根(RMSE; 誤差の標準偏差)。

自由度

RMSEを計算するのに使われた誤差の自由度。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).