実験計画(DOE) > 選択モデル計画 > 「選択モデル計画」のオプション
公開日: 11/25/2021

「選択モデル計画」のオプション

因子の保存

「因子」パネルの情報を、新しいデータテーブルに保存します。各因子の列には、その因子の水準が表示されます。その他の情報は、列プロパティとして保存されます。これで保存した情報は、ほとんどの「実験計画(DOE)」ウィンドウで簡単に読み込むことができます。

メモ: 空のデータテーブルにデータを直接入力して因子のデータテーブルを作成することもできますが、その場合も、すべての列に適切な役割を割り当てる必要があります。役割を割り当てるには、データグリッド内で列名を右クリックし、[列プロパティ]>[因子の役割]を選択します。そして、「因子の役割」セクションで、適切な役割を選択してください。

因子のロード

[因子の保存]で保存された因子をロードします。

乱数シード値の設定

このオプションに指定した整数が、乱数を用いる処理の乱数シード値として使われます。次のような処理で、乱数は使われます。

計画作成の検索アルゴリズムにおける初期化

データテーブル作成時における実験順序のランダム化

最適計画を探索するときの初期計画の選択

計画を再現するには、その計画の生成に使われた乱数シード値を入力し、[計画の作成]をクリックします。

メモ: 計画の作成に使われた乱数シード値は、計画のデータテーブルに保存される「DOEダイアログ」スクリプトにも含まれます。

応答のシミュレート

計画のデータテーブルに、選択確率の計算式を含む列と、選択の乱数を生成する計算式を含む列が追加されます。このオプションは、[テーブルの作成]をクリックする前に選択してください。

このオプションが選択されていた場合、[テーブルの作成]をクリックすると、次の処理が実行されます。

選択のデータ値を乱数シミュレーションで生成するための計算式を含む列が、新しい列として追加されます。このデータ値やこの計算式は、計画のウィンドウで指定したモデルに基づいています。

「モデル」ウィンドウが表示されます。このウィンドウで、モデルの効果における限界効用を設定します。

「選択のシミュレーション」という名前のスクリプトが、計画のデータテーブルに保存されます。このスクリプトを実行すると、「モデル」ウィンドウが再び開き、シミュレーション値を再度計算したり、限界効用を変更したりできます。

[適用]をクリックすると、「選択のシミュレーション」列の計算式が更新され、新しい乱数が生成されます。[適用]をさらにもう一度クリックすると、再びこの列の計算式と乱数が更新されます。

応答のシミュレートを参照してください。

メモ: Image shown here [応答のシミュレート]オプションを使うと、JMP Proのシミュレーションの機能を使ってシミュレーション分析を実行できます。実験計画を用いたシミュレーションの詳細は、『基本的な統計分析』のシミュレーションを参照してください。

開始点の数

計画の作成に使用するランダムな開始点の数を指定します。Bayes流のD-最適化計画を参照してください。

詳細オプション

選択モデル計画では使用できません。

スクリプトをスクリプトウィンドウに保存

「選択モデル計画」ウィンドウで定義した計画のスクリプトを作成し、スクリプトウィンドウに保存します。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).