公開日: 11/25/2021

比較関数

比較関数は、2つの引数の値を比較します。数値の大小関係や、文字のソート順番などで比較し、真(true)または偽(false)を戻します。JMPの関数は、真の場合は1を、偽の場合は0を戻します。

比較は、条件式における条件節でよく利用されますが、それだけでなく、単独の数式としても使用できます(ただし、比較する対象のいずれが欠測値だと注意が必要です)。比較する2つの引数は、どのような式でもかまいませんが、同じデータタイプでなければなりません。次の点にも注意してください。

「==」を使う必要がある条件で「=」を使うと、エラーが表示されます。

計算式エディタでは、文字列を比較するとき、International Utilitiesパッケージを使用します。このパッケージには、各国語文字セット別のランクが含まれており、コードの違いが考慮されています。

比較演算子を使って、欠測値と比較しないでください。欠測値を検出するには、Is Missing関数を使用してください。

構文の詳細については、『スクリプト構文リファレンス』の比較関数を参照してください。

<

~より小さい

>

~より大きい

<=

~と等しいかまたは小さい

>=

~と等しいかまたは大きい

==

~と等しい

!=

~と等しくない

a<b<=c

baより大きく、cと等しいかまたは小さい

a<=b<c

baと等しいかまたは大きく、cより小さい

Is Missing

引数が欠測値である場合は1を戻し、それ以外の場合は0を戻します。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).