スクリプトガイド > スクリプトによるグラフ作成 > 独自のグラフの作成とカスタマイズ
公開日: 11/25/2021

独自のグラフの作成とカスタマイズ

独自のグラフを作成したい場合には、New Window()コマンドのGraph Box()コマンド内にグラフィックスクリプトを記述します。

New Window("title", <arguments>, Graph Box( named arguments,..., script));

以下の引数は、Graph Box()の名前付き引数です。

Frame Size( horizontal, vertical ), // ピクセル単位のフレームサイズ
X Scale( xmin, xmax ), Y Scale( ymin, ymax ), // x、y軸の範囲
X Name( "x" ), Y Name( "y" ), // x、y軸の名前
Suppress Axes // 軸を除く

次の例では、Graph Box()に名前付き引数を指定した後、背景色を赤色にしています。

win = New Window( "名前付き引数",
	Graph Box(
		Frame Size( 300, 300 ), // Graph Boxを作成
		X Scale( 0, 190 ), // x軸の範囲を設定
		Y Scale( 0, 190), // y軸の範囲を設定
		X Name( "身長(インチ)" ),
		Y Name( "体重(ポンド)" ),
		<<Background Color( "Red" ) // 背景色を設定
	)
);

図12.7 グラフの作成 

Creating a Graph

名前付き引数の代わりに、<<演算子を使ってGraph Boxにコマンドを送ることもできます。次の例も背景の赤いグラフを描きます。

win = New Window( "メッセージ",
	Graph Box(
		<<Frame Size( 300, 300 ),
		<<XAxis( 0, 190 ),
		<<YAxis( 0, 190 ),
		<<Background Color( "Red" )
	)
);
より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).