公開日: 11/25/2021

超越関数

Arrhenius(n)

説明

温度nを、Arrheniusモデルにおける説明変数の値に変換する。

戻り値

11604.5181215503/(n+273.15)

引数

n

温度(単位は摂氏)。

メモ

これは頻繁に使用される変換の1つです。

Arrhenius Inv(n)

説明

Arrenhius関数の逆関数。値nを摂氏の温度に変換する。

戻り値

(11604.5181215503/n)-273.15

引数

n

Arrheniusモデルにおいて説明変数の値に変換された値。

メモ

これは頻繁に使用される変換の1つです。

Beta(a, b)

説明

Equation shown here

戻り値

ベータ関数

引数

a, b

数値。

Cytometry Logicle(x, T, W, M, A)

説明

サイトメトリーLogicle変換を計算する。

次も参照

Update for the logicle data scale including operational code implementations (Moore & Parks, 2012)

Cytometry Logicle Inverse(y, T, W, M, A)

説明

逆サイトメトリーLogicle変換を計算する。

次も参照

Update for the logicle data scale including operational code implementations (Moore & Parks, 2012)

Digamma(n)

説明

ガンマ関数(LGamma)の対数の導関数。

戻り値

nにおけるディガンマ関数の値

引数

n

数値。

Exp(a)

説明

eをa乗する。

戻り値

ea

引数

a

数値。

等価表現

e()^a

ExpM1(x)

説明

Exp(x)-1を戻す。xが非常に小さい場合に、より正確な計算結果を戻します。

Factorial(n)

説明

1からnまでの全整数を掛ける。

戻り値

nの階乗

引数

n

任意の整数。

メモ

指定できる引数は1つだけです。

FFT({list }, <named arguments>)

説明

行列のリストに対して高速Fourier変換(FFT)を行う。

戻り値

複素数を表す1つまたは複数の行列のリストを引数とし、その最初の引数と同じ次元の、2つの行列のリストを戻す。

引数

List

1つまたは2つの行列を含むリスト。1つの行列で構成されている場合、その行列は実数とみなされます。2つの行列で構成されている場合、1番目は実数、2番目は虚数部分とみなされます。2つの行列は次元が同じで、どちらも行が2つ以上なければなりません。

オプションの名前付き引数

<<inverse(Boolean)

1(真)の場合、逆FFTが実行される。

<<multivariate(Boolean)

1(真)の場合、単変量FFTが1列ごとに実行される。0(偽)の場合、空間FFTが実行される。

<<scale(number)

戻り値にnumberで指定した乗数を掛け合わせる。

Fit Transform To Normal(Distribution("name"), Y(vector), <Freq(vector))

説明

データのベクトルに対し、正規分布へと変換するための分布をあてはめる。Johnson Sl、Johnson Sb、Johnson Su、一般化対数(GLog)といった分布をあてはめることができます。

戻り値

パラメータ推定値、共分散行列、対数尤度、AICc、収束メッセージ、変換値で構成されるリスト。『基本的な回帰モデル』の尤度・AICc・BICを参照してください。

Gamma(t, <limit>)

説明

xに対するガンマ関数の値を戻す。

Equation shown here

戻り値

ガンマ関数の値

引数

t

数値または列。

limit

(オプション)上限。デフォルトは∞。

メモ

Gamma(t, limit)Gamma(t)と積分される式は同じですが、積分の範囲における上限を無限ではなくlimitとします。

LGamma(t)

説明

tの対数ガンマ関数(ガンマ関数の自然対数)を戻す。

Ln(n)

説明

nの自然対数(底eの対数)を戻す。

Log(n, <base>)

説明

nの自然対数(底eの対数)を戻す。オプションの第2引数を追加すると、別の底を指定できます。たとえば、Log(n,3)は、3を底とするnの対数です。Logの引数は、任意の数式をとることができます。式Log(e())は1、Log(32,2)は5です。

Log10(n)

説明

nの常用対数(底は10)を戻す。

Log1P(n)

説明

xがきわめて小さいときに精度がより高くなることを除けば、Log(1 + x)と同じ。

Logist(x)

説明

1/(1+Exp(-x))を戻す。定義域(-∞~+∞)が0~1に変換されます。この関数は、ロジスティック回帰に役立ちます。

Logist Percent(p)

説明

Logist()関数の結果を0~100のスケールで戻す。

Logit(p)

説明

log(p/(1-p))を戻す。

Logit Percent(p)

説明

Logit()関数と似ているが、引数を0~1ではなく0~100で指定する。

N Choose K(n, k)

説明

この関数は、一度にn個のうちからk個を選択する場合の組み合わせの数(「nCk」)を戻す。この組み合わせの数は、Equation shown hereのように階乗を使った式で計算することができます。たとえば、NChooseK(5,2)は10になります。

メモ

この関数の計算において、JMPではLGamma関数が内部的に使用されています。そのため、結果は必ずしも整数とは限りません。

Power(a, <b>)

a^b

説明

ab乗する。

戻り値

ab回掛け合わせた積

引数

a

変数、数値、または行列。

b

(オプション)変数または数値。

メモ

Power()の場合、第2引数(b)はオプションで、デフォルト値は2です。Power(a)a2を戻します。

Root(n, <r>)

説明

nr次の根を戻す。デフォルトではrが2で、平方根を戻します。

SbInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数を上下に有界なJohnson Sb分布の変数に変換する。

SbTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

上下に有界なJohnson Sb分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。

Scheffe Cubic(x1, x2)

説明

x1*x2*(x1-x2)の結果を戻す。3次の配合モデルの表記に対応しています。

SHASHInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数をsinh-arcsinh(SHASH)分布の変数に変換する。変換は、s*sinh((arcsinh(z)-g)/d)+qの式で計算されます。

SHASHTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

sinh-arcsinh(SHASH)分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。変換は、sinh(g+d*arcsinh((x-q)/s))の式で計算されます。

SlInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数をJohnson Sl分布の変数に変換する。

SlTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

Johnson Sl分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。

Sqrt(n)

説明

nの平方根を戻す。

Squash(expr)

説明

関数1/ [1 + exp(expr)]を効率よく計算する。

Squish(expr)

説明

Squash(-expr)またはEquation shown hereと同じ。

SuInv(z, gamma, delta, theta, sigma)

説明

標準正規分布の変数を有界でないJohnson Su分布の変数に変換する。

SuTrans(x, gamma, delta, theta, sigma)

説明

有界でないJohnson Su分布の変数を標準正規分布の変数に変換する。

Trigamma()

説明

nにおけるトリガンマ関数の値を戻す。トリガンマ関数はディガンマ関数の導関数です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).