JMPグラフ上における点の正確な座標を知ることができます。
グラフ上の点の正確な座標を知るには、十字ツール(
)を選択し、グラフ上をクリックしてマウスのボタンを押したままにします。プロット内で十字をドラッグすると、十字が縦軸および横軸と交差する点の座標値が表示されます。
図9.26 十字ツールの使用
たとえば、回帰直線や回帰曲線上で、十字ツールをドラッグすると、応答変数の予測値が簡単にわかります。なお、三角図では、3本の線から成るカーソルが表示されます。
2点間の距離を知るには、定規ツールを使用します。定規ツール(
)をクリックし、グラフ上の任意の場所をクリックしたままにします。次に、距離を測定しようとしている、もう1つの点までカーソルをドラッグします。プロット内で定規をドラッグすると、距離が定規の端に表示されます。2点間の距離だけでなく、x座標の変化とy座標の変化も表示されます。
図9.27 定規ツールの使用
2点が斜めに配置されている場合には、例に示すように、定規が斜めに表示されます。2点が水平になっている場合や垂直になっている場合には、水平の定規と垂直の定規が表示されます。