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公開日: 04/21/2025

If/Elseステートメントを使ったワークフローの例

この例では、サンプルワークフローフォルダにある「WorkflowBuilderIfElse.jmpflow」を作成します。このワークフローはユーザに一元配の散布図を提示した後、一元配置分散分析のF検定とKruskal-Wallis検定のどちらを実行するかを尋ねます。サンプルワークフローを開くには、[ヘルプ]>[サンプルの索引]を選択し、「サンプルの索引」の赤い三角ボタンをクリックして、[サンプルを開く]>[ワークフロー]を選択します。「WorkflowBuilderIfElse.jmpflow」を開きます。ワークフローを作成するには、以下の手順に従ってください。

この例ではif/elseによる条件分岐を行いますが、それには、各オプションを記録してから、ワークフローにif/elseステップを追加します。

最初のアクションの記録

1. [ファイル]>[新規作成]>[ワークフロー]を選択します。

2. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Tablet Production.jmp」を開きます。

3. 「アクションを記録しますか?」というポップアップウィンドウで[はい]をクリックします。

最初の一元配置レポートのアクションを記録

1. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

2. 「スクリーンサイズ」を選択し、[X, 説明変数]をクリックします。

3. 「溶出」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。

4. [OK]をクリックします。

メモ: [プラットフォームの起動: 一元配置]という名前のステップがワークフローに追加されます。

5. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[正規分位点プロット]>[分位点-実測値プロット]を選択します。

6. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[分位点]を選択します。

7. 「一元配置」レポートを閉じます。

メモ: [プラットフォームの起動: 一元配置]ステップの名前が[レポートのスナップショット]という名前に置き換えられます。

8. ワークフロー内の[レポートのスナップショット]ステップをダブルクリックして、「レポートのスナップショット」の「ステップ設定」を表示します。

9. 「ステップのコード」セクションで、Data Tableコマンドの前にOway =を追加します。これにより、「一元配置」レポートへの参照が提供され、後で閉じることができるようになります。

最初のオプションのアクションを記録

1. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

2. [前回の設定]をクリックします。

3. [OK]をクリックします。

4. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[正規分位点プロット]>[分位点-実測値プロット]を選択します。

5. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[分位点]を選択します。

6. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[平均/ANOVA]を選択します。

7. 「一元配置」レポートを閉じます。

8. 一番新しい[レポートのスナップショット: Tablet Production]ステップをクリックして「ステップの設定」を開き、「ステップ名」に「ANOVA」と入力します。

2番目のオプションのアクションを記録

1. [分析]>[二変量の関係]を選択します。

2. [前回の設定]をクリックします。

3. [OK]をクリックします。

4. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[正規分位点プロット]>[分位点-実測値プロット]を選択します。

5. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[分位点]を選択します。

6. 「一元配置分析」の赤い三角ボタンをクリックし、[ノンパラメトリック]>[Wilcoxon / Kruskal-Wallis検定]を選択します。

7. 「一元配置」レポートを閉じます。

8. 一番新しい[レポートのスナップショット: Tablet Production]ステップをクリックして「ステップの設定」を開き、「ステップ名」に「Wilcoxon」と入力します。

9. Image shown hereをクリックして記録を停止します。

ワークフローへのif/else構造の追加

次のステップでは、ワークフローにif/else構造を追加します。

1. 「ワークフロービルダー」の赤い三角ボタンをクリックし、[詳細]>[Ifを追加]を選択します。

2. 「ワークフロービルダー」の赤い三角ボタンをクリックし、[詳細]>[Ifを追加]を選択します。

3. [ANOVA]ステップを[If]ステップ上にドラッグします。

4. [Wilcoxon]ステップを[Else]ステップ上にドラッグします。

5. [If]ステップをクリックし、「ステップの設定」に移動します。「条件」セクションで、デフォルトの「1」varNorm== “ANOVA”に置き換えます。これで、条件の変数名が指定されます。

6. 「ステップの設定」パネルで、[アクションの追加]メニューをクリックし、[メッセージの表示]を選択します。各セクションを以下のように指定します。

オプションセクションの右側で、メッセージタイプとして[モーダル]を選択します。

「タイトル」に「検定方法の選択」を入力します。

「メッセージ」に「群間比較するのに、次の2つの検定方法のどちらで検定するかを選択してください。」と入力します。

プロンプトの種類を[ラジオボックス]に設定します。

「JSL変数」を「varNorm」に設定します。

「選択」を「ANOVA」と「WILCOXON」に設定します。

7. 「ステップの設定」パネルで、[アクションの追加]メニューから[カスタム]を選択し、以下の情報を使ってカスタムアクションを完成させます。

名前を「「一元配置」レポートを閉じる」に設定し、[OK]をクリックします。

実行するJSLコード(Oway << close window;)を指定します。

「ステップアクションのタイムライン」パネルで、[閉じる]ステップを選択し、下矢印を使用してそのステップを[終了時]セクションに移動します。

8. Image shown hereをクリックしてリセットします。これで、開いているウィンドウがすべて閉じ、ワークフローが最初の状態にリセットされます。

9. Image shown hereをクリックしてワークフローをテストします。

最初の「一元配置」レポートは、一元配置F検定とWilcoxon検定のどちらを実行するかを選択するためのウィンドウを伴って表示されます。オプションを選択し、[OK]をクリックします。最初の「一元配置」レポートが閉じ、選択した検定を含む「一元配置」レポートが表示されます。別のオプションをテストするには、リセットボタンをクリックしてから実行ボタンをクリックして、ワークフローを再実行します。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).