書き出し時の設定により、フィールドが引用符以外の記号で囲まれているようなことがあります。このような場合は、「設定」ウィンドウの[特殊な形式]で区切り文字を指定します。
また、CSVファイル内で、引用符を2つ続ける代わりに、バックスラッシュなどのエスケープシーケンスが含まれていることもあります。この場合も、「設定」ウィンドウの[特殊な形式]で区切り文字を指定します。
ヒント:
• [ダイアログを開いたままにする]は、デフォルトではオフですが、読み込みのテストをするときにはオンにしておくと便利です。オンにすれば、ファイルを読み込んで結果を確認し、必要に応じてソースファイルを編集し、もう一度同じ設定でファイルを読み込むといったことができます。
• サポートされていないファイルを読み込もうとすると、「@ 読み込まれなかったファイル」というデータテーブルが作成されます。「ファイル」テーブルスクリプトにファイル名のリストが含まれています。スクリプトを右クリックし、[編集]を選択すると確認できます。読み込まれなかったファイルの名前をデータテーブルの列として出力するには、「複数ファイルの読み込み」ウィンドウで[ファイル名の列を追加する]をオンにします。
• 「ファイル名」のリストを右クリックし、[列の値で並べ替え]を選択すると、「ファイル名」リストの並び順を変更できます。
• 選択したフィルタに一致するファイルがない場合、[読み込み]ボタンはクリックできなくなります。
• テキストエクスプローラで使用するようなデータ(テキスト文書)のために用意されている2つのオプション(下部中央のラジオボタン)のいずれかを選択すると、CSV設定が自動的に変更されます。区切り文字は適用されず、すべてのデータが1つの列に読み込まれます。また、ファイル全体を1行に読み込む場合は、行の終わりの文字も使用されなくなります。ユーザがCSV設定を変更することもできます。自分で変更する場合は、必ず[列見出しがある]をオフにし、「データの開始行」を1に設定してください。