以下の方法で、ODBC(Open Database Connectivity)を使用してデータベースからデータを読み込むことができます。
• JMPのデータコネクタを使用する。なお、データコネクタでは、接続の設定を変更したり、他の人と設定を共有したりできます。
• JMPの「テーブルを開く」機能を使ったDSNを使用する。
SQL(Structured Query Language: 構造化照会言語)文を使って、外部のデータベースから読み込むデータを制御できます。JMPでデータベースファイルを開くとき、実際にはSQLステートメントがデータベースに送信されます。デフォルトでは、この文によりデータベーステーブル内のすべての列とそのすべてのレコードが取得されますが、対話式にクエリーを作成する方法の詳細については、クエリービルダーでのSQLクエリーの作成を参照してください。独自のクエリーを作成する方法の詳細については、データベースを照会するためのSQLステートメントを書くを参照してください。
この節では、データベースに接続してデータを読み込む方法を解説します。
メモ:
• データベーステーブル名で、$# -+/%()&|;?の文字を含むものはサポートされていません。
• ひとつのデータソースへの複数の接続は許可されていません。
• JMPのビット数と一致させるために、64ビットバージョンのODBCドライバを使用してください。
• SQL Native 11やODBC for SQL Server 17のODBCドライバは列の長さを戻しません。このような場合、列の長さの上限は4MBとなります。