CSV、XML、JSON、およびPDFファイルの読み込みオプションについては、「複数ファイルの読み込み」の「設定」ウィンドウを使用します。
数値データを数値タイプの列にする
数値データを数値タイプの列または文字タイプの列に読み込むかどうかを指定します。このオプションはデフォルトでオンになっています。
列見出しがある
CSVファイルに列見出しがある場合に指定します。このオプションはデフォルトでオンになっています。
列見出しの開始行
CSVファイルの列見出しの開始行を指定します。このオプションはデフォルトで1に設定されています。
列見出しの行数
列見出しの行数を指定します。列見出しの行が複数ある場合、それらの行は各フィールドがアンダースコアで区切られた1つの行にまとめられます。このオプションはデフォルトで1に設定されています。
データの開始行
CSVファイルのデータの開始行を指定します。このオプションはデフォルトで2に設定されています。
引用符文字
ファイル内で使用される文字が二重引用符(")でない場合は、引用符として使用する文字を指定します。
エスケープ文字
ファイル内で特殊文字のエスケープ区切り文字として使用されている文字(バックスラッシュ(/)など)を指定します。通常、CSVファイルではエスケープ文字の区切り文字は使用されません。
ほとんどのCSVファイルではフィールドの終わりのマーカーとしてカンマが使用されますが、タブやスペースなどの他の文字を使用するものもあります。「フィールドの終わり」ボックスで、読み込むファイルのフィールド区切り文字に該当するオプションを任意に組み合わせて選択します。
ほとんどのCSVファイルでは、行の終わりを示すのに改行が使用されます。ただし、行の終わりを示すのにキャリッジリターン<CR>文字、改行<LR>文字、またはセミコロンを使用する場合もあります。ファイルで行の終わりを示すために使われている文字を考慮して、[行の終わり]ボックスのオプションを任意に組み合わせて選択します。
複数ファイルの読み込みでは、XML、JSON、およびPDFファイルからのデータテーブルの値を識別するためにいくつかのオプションがサポートされています。
縦長(形式を識別)
可能な限り多くの行を作成する要素を選択します。
横長(形式を識別)
可能な限り多くの列を作成する要素を選択します。
巨大(形式を識別)
すべてのデータをテーブルに含めるのに必要な数の要素を選択します。予測したサイズより大きくなる場合があります。デフォルトでは、この識別がオンになっています。
Pandas (形式を識別)
Pandas形式のJSONファイルからデータテーブルを作成する最も正確な方法です。
スクリプト
ユーザ提供のJSLスクリプトを使ってデータテーブルを作成します。
ワークシート名の列を作成
ワークブックから読み込まれたデータの各行について、ワークシート名を含む新しい列を作成します。ワークブックごとに複数のワークシートを含むファイルを読み込む場合に便利です。このオプションはデフォルトでオフになっています。
読み込み時に自動検出
読み込み中に、列見出し、行と列の抑制、セルの色などのExcelワークシートのパラメータを自動的に検出します。このオプションはデフォルトでオンになっています。
ワークシート名のフィルタ
読み込むワークシートの名前を指定します。フィルタ条件を満たさないワークシート名は無視されます。このフィールドはデフォルトで空白になっています。
列見出しがある
ファイルに列見出しがない場合は選択を解除します。
結合された行の見出しを複製する
列見出しの行が複数行あり、各列においてそれらの複数行が1つのセルに結合されている場合、それらの結合されたセルの先頭の値が繰り返されたものがデータテーブルの列名となります。デフォルトでオフになっています。[列見出しの行数]が2より小さい場合は使用できません。
複数の列見出し行を階層として処理する
列見出しとして水平方向に結合されたセルの階層的な情報を再編成して、積み重ねた形式のデータテーブルを作成します。
列見出しの開始行
列見出しの開始行を指定します。このフィールドはデフォルトで1になっています。
列見出しの行数
列見出しの行数を指定します。JMPによって複数の列見出しが1つにまとめられ、各フィールドがアンダースコアで区切られます。
データの開始行
データの開始行を指定します。このフィールドはデフォルトで2に設定されています。
データの開始列
データの開始列を指定します。このフィールドはデフォルトで1に設定されています。
データの最終行
データの最終行を指定します。
データの最終列
データの最終列を指定します。
列名接続文字列
複数のセルを連結して列見出しの名前にするときに、区切り文字として使用する文字列を指定します。
非表示の行を読み込まない
読み込まれたファイル内の非表示の行を、作成されたデータテーブルから削除します。
非表示の列を読み込まない
読み込まれたファイル内の非表示の列を、作成されたデータテーブルから削除します。
空白の列を読み込まない
読み込まれたファイル内の空白の列を、作成されたデータテーブルから削除します。
結合された行のデータを複製する
列見出しの行が複数行あり、各列においてそれらの複数行が1つのセルに結合されている場合、それらの結合されたセルの先頭の値が繰り返されたものがデータテーブルの列名となります。このオプションはデフォルトでオンになっています。
複数系列の積み重ね
複数の列見出し行を積み重ねながら階層に入れていきます。デフォルトでオフになっています。[複数の列見出し行を階層として処理する]が選択解除されている場合は使用できません。
セルの色を読み込む
元のファイルで使用されているセルの色を読み込むかどうかを指定します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。
列タイプの検出を制限する
割り当てる列のタイプを決定するために、読み込まれたデータのすべてのセルをチェックするかどうかを指定します。このオプションは、デフォルトではオフになっています。