公開日: 04/21/2025

複合因子検定

「最小2乗法によるあてはめ」レポートの[複合因子検定]オプションは、交互作用があるときに表示されます。モデルの主効果ごとに、その主効果に関連するすべての項(主効果と交互作用の項)のすべての係数がゼロであるかどうかが同時検定されます。この検定は、関連するパラメータがすべて0であることを検定します。つまり、この検定は、現在のモデルと、制限を付けたモデルとを比べる検定になっています。その制限を付けたモデルでは、該当する効果に関係するすべてのパラメータが、交互作用を含めて、ゼロに固定されます。

図3.24 「複合因子検定」レポート 

Joint Factor Tests Report

「年齢」の検定では自由度が15になっています。この検定では、「年齢」の5つのパラメータ、「年齢*性別」の5つのパラメータ、および「身長(インチ)*年齢」の5つのパラメータについて調べます。この検定の帰無仮説は、15個のパラメータがすべてゼロであるというものです。

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