ニューラルモデルのオプション
モデルのレポートのタイトルバーにある赤い三角ボタンをクリックすると、レポートに出力を追加したり、計算結果を保存したりするオプションが表示されます。モデルのレポートの赤い三角ボタンをクリックして表示されるメニューには以下のオプションがあります。
ダイアグラム
隠れ層の構造を示すダイヤグラムの表示／非表示を切り替えます。
推定値の表示
パラメータ推定値の表示／非表示を切り替えます。
プロファイル
予測プロファイルの表示／非表示を切り替えます。名義尺度または順序尺度の場合は、予測プロファイルの各行がそれぞれ応答の水準を示します。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「「予測プロファイル」のオプション」を参照してください。
カテゴリカルプロファイル
（名義尺度と順序尺度の応答に対してのみ使用可能。）カテゴリカルな予測プロファイルの表示／非表示を切り替えます。このプロファイルでは、カテゴリカルな応答すべてが1行に表示されます。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「「予測プロファイル」のオプション」を参照してください。
等高線プロファイル
（モデルに連続尺度の因子が2つ以上含まれている場合にのみ使用可能。）等高線プロファイルの表示／非表示を切り替えます。このプロファイルでは、応答の予測値を表す等高線が2因子のグラフで描かれます。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「「等高線プロファイル」プラットフォームのオプション」を参照してください。
曲面プロファイル
（モデルに2つ以上の連続因子が含まれる場合にのみ使用可能。）3次元の曲面プロットの表示／非表示を切り替えます。赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『プロファイル機能』の「「曲面プロット」プラットフォームのオプション」を参照してください。
ROC曲線
（応答変数がカテゴリカルの場合にのみ使用可能。）応答変数の各水準に対する受診者動作特性曲線（ROC曲線; Receiver Operating Characteristic curve）の表示／非表示を切り替えます。検証セットやテストセットを用いた場合は、それらのセットにおける曲線も表示されます。ROC曲線を参照してください。
PR曲線
（応答変数がカテゴリカルの場合にのみ使用可能。）応答変数の各水準に対する曲線を含む、PR曲線プロットの表示／非表示を切り替えます。PR曲線は、さまざまな閾値での適合率と再現率をプロットしたものです。検証セットやテストセットを用いた場合は、それらのセットにおける曲線も表示されます。PR曲線を参照してください。
リフトチャート
（応答がカテゴリカルな場合にのみ使用可能。）リフトチャートの表示／非表示を切り替えます。検証セットやテストセットを用いた場合は、それらのセットにおける曲線も表示されます。リフトチャートを参照してください。
分類の閾値
（応答変数が2値のカテゴリカルな場合でのみ使用可能。）学習セット・検証セット・テストセットが指定されている場合に、それらに対する「分類の閾値」レポートの表示／非表示を切り替えます。各レポートには、それぞれのモデルの予測確率の分布を示すグラフ、各モデルの混同行列、モデルのあてはめを比較できる分類グラフ、および分類精度の指標のグラフが含まれています。「分類の閾値」レポートを参照してください。
予測値と実測値のプロット
（応答が連続尺度の場合にのみ使用可能。）縦軸に実測値、横軸に予測値をとったプロットの表示／非表示を切り替えます。
予測値と残差のプロット
（応答が連続尺度の場合にのみ使用可能。）縦軸に残差、横軸に予測値をとったプロットの表示／非表示を切り替えます。
計算式の保存
データテーブルに新しい計算式列を保存します。応答の予測値と隠れ層ノードに対して、別々の計算式列が作成されます。
プロファイル式の保存
データテーブルに新しい計算式列を保存します。この応答の予測式には、その予測式のなかに隠れ層ノードの計算式も含まれています。このオプションは、プロファイルで使用できる計算式を作成します。
高速計算式の保存
データテーブルに新しい計算式列を保存します。この応答の予測式には、その予測式のなかに隠れ層ノードの計算式も含まれています。このオプションは、他のオプションよりも高速に評価される計算式を生成しますが、対話型のプロファイルでは使用できません。
予測式を発行
予測式を作成し、それらを「計算式デポ」プラットフォームの計算式列のスクリプトとして保存します。「計算式デポ」レポートが開いていない場合は、このオプションによって「計算式デポ」レポートが作成されます。計算式デポを参照してください。
SAS DATAステップの作成
新しいデータセットのスコアを計算するのに使えるSASコードを作成します。
検証の保存
データテーブルに新しい列を保存します。この列は、どの行が学習セットおよび検証セットで使用されたかを示します。「ニューラル」起動ウィンドウで検証列を指定した場合、このオプションは使用できません。「ニューラル」起動ウィンドウを参照してください。
変換した共変量の保存
データテーブルに新しい計算式列を保存します。この新しい列には、共変量の変換に使用される計算式が含まれます。このオプションは、「モデルの設定」パネルで［説明変数の変換］オプションをオンにした場合のみ使用できます。ニューラルのあてはめに関するオプションを参照してください。
あてはめの削除
該当モデルのレポート全体を削除します。