「参照の管理」を使用して、ワークフロー内のデータテーブルと列の参照を管理できます。データテーブルと列の参照に関する動的な置換を制御したワークフローを作成したい場合に、「参照の管理」を用います。また、ワークフローを実行したときにおいては、置換の選択内容をワークフローコードに保存するか、元の参照にリセットすることができます。
図13.6 ワークフロービルダーの「参照の管理」
参照の置換を許可
参照の動的な置換を有効または無効にします。これは、赤い三角ボタンのメニューにある[参照の置換を許可]オプションと同じものです。ワークフローの実行時において、データテーブルまたは列が見つからない場合にプロンプトが表示されるようにするには、このオプションを選択したままにしておきます。これにより、異なる列名がある異なるデータテーブルで、そのワークフローを使用できるようになります。
参照をすべてリセット
(置換を伴うワークフローが実行された後に使用可能。)ステップコード内のデータテーブルや列の参照を元の参照にリセットします。
参照の置換を保存
(置換を伴うワークフローが実行された後に使用可能。)ステップコード内のデータテーブルや列の参照を、ワークフローの実行中に選択されたデータテーブルや列に更新します。
置換オプションの設定に使用できるデータテーブルの一覧を表示します。「詳細」セクションで置換方法を定義します。
プロンプト
(オプション)データテーブルの置換に関するダイアログウィンドウのプロンプトを設定します。
モード
ワークフローが置換先のデータテーブルのプロンプトを表示する状況を定義します。
必要に応じて
ワークフロー実行時に参照先のデータテーブルが見つからない場合に、参照先のデータテーブルを指定するプロンプトを表示します。
実行ごと
実行ごとにワークフローがデータテーブルを指定するプロンプトを表示します。
しない
データテーブルのプロンプトを常に表示しません。データテーブルがない場合、そのデータテーブルを必要とするステップは実行されません。
選択したデータテーブルにある列のどれに置換するかのダイアログウィンドウのプロンプトを設定します。「詳細」セクションで置換方法を定義します。
プロンプト
(オプション)列の置換に関するダイアログウィンドウのプロンプトを設定します。
モード
ワークフローが置換先の列のプロンプトを表示する状況を定義します。
必要に応じて
ワークフロー実行時に参照先の列が見つからない場合に、参照先の列を指定するプロンプトを表示します。
実行ごと
実行ごとにワークフローが列を指定するプロンプトを表示します。
しない
列を指定するプロンプトを常に表示しません。列がない場合、その列を必要とするステップは実行されません。