公開日: 09/09/2026

統計量の追加

「表の作成」プラットフォームでは、設定パネルに表示される標準的な統計量を、表に追加していくことができます。列の操作と同じく、任意の統計量をリストから表にドラッグできます。次のことを注意してください。

ヒント: 列と統計量の両方を同時に選択して、表にドラッグできます。

• グループ列によって定義されるカテゴリに属する全データから、分析列の値に基づいて統計量が計算されます。

• 統計量も、表の行と列のどちらにでも指定できますが、どちらかに統一しておく必要があります。

• 連続尺度の列をデータ領域にドラッグすると、分析列として扱われます。

メモ: 分析列は、統計量の計算に使用される列であり、連続尺度の数値列でなければいけません。分析列を参照してください。

「表の作成」では、次の統計量を使用できます。

N

その列にある欠測値でないデータの数です。分析列がない場合のデフォルトの統計量です。

平均

欠測値以外のデータ値から計算される算術平均です。つまり、欠測値以外の値の合計を[重みの合計]で割った値です(なお、重みが定義されている場合は、合計を求める際に、その[重み]変数の値で重み付けます)。

標準偏差

欠測値以外のデータ値から計算される標準偏差です。つまり、分散の平方根です。

最小値

欠測値以外のデータ値における最小値です。

最大値

欠測値以外のデータ値における最大値です。

範囲

[最大値]と[最小値]の差です。

全体に対する%

データ全体の合計に対する割合を計算します。分母はすべての観測値の合計で、分子はカテゴリごとの合計です。分析列がない場合、[全体に対する%]は度数の合計に対する割合になります。分析列がある場合、[全体に対する%]は分析列の全合計に対する割合になります。つまり、分母はすべてのデータ値の合計で、分子はカテゴリに属するデータ値の合計になります。表に統計量のキーワードをドラッグすると、異なる割合を求めることができます。

– [全体に対する%]の見出しに、表の中から1つまたは複数のグループ列をドロップすると、分母の定義が変わります。このときは、グループごとの合計が分母に使われます。

– 表の行と列にグループ列を指定して2元表を作成したとき、列合計に対する割合を取得したい場合は、表の行に配置されたすべてのグループ列をドラッグして、表の[全体に対する%]の見出しにドロップします(この操作による結果は、[列%]を用いた場合と同じです)。同様に、行合計に対する割合を取得したい場合は、表の列のすべてのグループ列をドラッグして、表の[全体に対する%]の見出しにドロップします(この操作による結果は、[行%]を用いた場合と同じです)。

欠測値N

欠測値の個数です。

カテゴリ数

分析列にあるカテゴリの個数です。

合計

欠測値以外のデータ値の合計です。表に他の統計量が表示されていない場合の、分析列のデフォルトの統計量です。

重みの合計

列内のすべての[重み]の合計です。[重み]に割り当てられた列がない場合、[重みの合計]は欠測値以外の値の個数になります。

分散

欠測値以外のデータ値から計算される分散(不偏分散)です。つまり、平均からの偏差を2乗したものの合計を、非欠測値の個数から1を引いた数で割った値です。

標準誤差

平均の標準誤差です。つまり、標準偏差をNの平方根で割った値です。列に「重み」役割が割り当てられている場合、分母には重みの和の平方根が使われます。

変動係数

ばらつきの度合いを示す指標で、標準偏差を平均で割り、100を掛けて求められます。

中央値(メディアン)

50%のパーセント点です。下半分のデータが中央値より小さく、上半分のデータが中央値より大きくなっています。

中央絶対偏差

「中央値からの偏差の絶対値」の中央値。

幾何平均

データの積のn乗根。利子の計算などによく使われます。データに特に大きな値が含まれていて分布が歪んでいる場合などに、便利です。

メモ: データに負の値がある場合、幾何平均は欠測値になります。また、データに0の値がある場合(かつ負の値がない場合)は0になります。

四分位範囲

第3四分位点と第1四分位点の差です。

分位点

指定したパーセントに対する分位点を求めます。たとえば、75%の分位点を求めた場合、データの75%がその分位点より小さくなっています。異なる分位点を指定するには、[分位点]をクリックして表にドラッグし、表示されるボックスに分位点のパーセントを入力します。

最頻値

データ内で最も出現頻度が高い値。最頻値が複数ある場合、その中の最小値が表示されます。

列%

分析列がない場合は、セルの度数が列の合計度数に占める割合が表示されます。分析列がある場合、[列%]は、分析列の値の、列合計に対する割合になります。統計量を上部に配置した表の場合、複数の行がある表(統計量が縦に並べて表示されている表)に[列%]を追加できます。

行%

分析列がない場合は、セルの度数が行の合計度数に占める割合が表示されます。分析列がある場合、[行%]は、分析列の値の、行合計に対する割合になります。統計量を左側に配置した表の場合、複数の列がある表(統計量が横に並べて表示されている表)に[行%]を追加できます。

すべて

グループ列のカテゴリに対して、それらを集計した要約統計量も表示します。

数値の表示形式の変更

各セルのデフォルトの表示形式は、分析列と統計量によって決まります。デフォルトの表示形式を変更するには、「表の作成」ウィンドウの下部にある[形式の変更]ボタンをクリックします。形式を指定するためのパネルが開きます。すべての要素に同じ形式を適用する場合は、[同じ小数形式を適用]オプションを選択します。そうでない場合は、要素ごとに形式を指定します。

「形式」パネルには、分析列ごとにタブがあり、各統計量の形式のリストが表示されます。リストの中から、その統計量に適用する形式を選択します。どの形式を選んだかによって、右側に表示されるオプションの種類が変わります。

分析列が複数ある場合は、「形式」パネルに[コピーする...]ボタンも表示されます。このボタンを選択すると、形式が他の分析列にコピーされます。

パネルには、変更を加えるための次のようなボタンが用意されています。

形式の設定

形式の変更を適用します。このボタンを押してもパネルは開いたままです。

キャンセル

形式の変更をキャンセルします。

OK

形式の変更を適用し、パネルを閉じます。

図9.9 表の要素の形式を設定する 

Format Tabulate Elements

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