この例では、劣化分析プラットフォームを使用して、安定性分析を行います。「Stability.jmp」データテーブルのデータを使用して、新しい製剤の有効期間を設定するとします。このデータテーブルには、4つのバッチの医薬品で測定した化学濃度が記録されています。濃度が95になった時点で、医薬品は有効ではないと判断します。
1. [ヘルプ]>[サンプルデータフォルダ]を選択し、「Reliability」フォルダにある「Stability.jmp」を開きます。
2. [分析]>[信頼性/生存時間分析]>[劣化分析]を選択します。
3. [安定性試験]タブを選択します。
4. 「濃度(mg/Kg)」を選択し、[Y, 目的変数]をクリックします。
5. 「時間」を選択し、[時間]をクリックします。
6. 「バッチ番号」を選択し、[ラベル, システムID]をクリックします。
7. 「下側仕様限界」に「95」と入力します。
8. [OK]をクリックします。
図16.27 「安定性試験」モデル
共通の傾きに対する検定は、p値が0.8043です。有意水準の0.25より大きい値であるため、この検定は棄却されません。そこで、傾きは等しいと判断します。
共通の切片に対する検定は、p値が0.0001より小さくなっています。有意水準の0.25より小さい値であるため、この検定は棄却され、切片がバッチ間で異なると判断します。
共通の傾きに対する検定は棄却されず、共通の切片に対する検定は棄却されたため、「切片」が「別々」で「傾き」が「共通」のモデルが妥当であろうと判断します。レポートではこのモデルが選択され、有効期間の推定値として23.475と表示されています。