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公開日: 09/09/2026

「再生モデルによる分析」プラットフォームの起動

「再生モデルによる分析」プラットフォームを起動するには、[分析]>[信頼性/生存時間分析]>[再生モデルによる分析]を選択します。

図11.4 「再生モデルによる分析」の起動ウィンドウ 

Recurrence Analysis Launch Window

「列の選択」の赤い三角ボタンのメニューのオプションについては、『JMPの使用法』の「列フィルタメニュー」を参照してください。

Y, 経過時間, イベント発生時刻

イベントが発生したときのユニットの年齢(開始時刻からの経過時間)、または、イベントが発生した時刻を指定します。Y列がイベント発生時刻の場合、各イベントの経過時間を計算できるように、記録開始時刻および記録終了時刻も指定する必要があります。

ラベル, システムID

各イベントと打ち切り年齢がどのユニットのものかを示す列です。

コスト

次のいずれかの値を含んだ列を指定します。

– 故障・修理・交換・修正などのイベントが発生したことを示す「1」。この場合、MCF(Mean Cumulative Function; 平均累計関数)は、ユニットあたりの平均累計度数になります。

– イベントのコスト(修理・交換・修正などにかかった費用)。コストを指定した場合、MCFは1ユニットあたりの平均累計コストになり、イベントプロットのマーカーのサイズはコストの値によって決まります。

– サービスが終了したこと、またはフォローアップが終了したことを示す「0」。どのユニット(システムID)にも0を含んだ行が必ず1つ必要で、その行の[Y, 経過時間, イベント発生時刻]列には最後に観測された年齢が含まれていなければなりません。データにおいてユニットの最終観測年齢(「コスト」列のセルが0のもの)が存在しない場合、エラーメッセージが表示されます。

メモ: 「再生モデルによる分析」のコストを示す指示変数は、「寿命の一変量」や「生存時間分析」で使用される打ち切りの指示変数の反対と考えることができます。コスト変数の場合、1は修理などのイベントを示し、0はユニットの使用が終了したことを示します。打ち切り変数では、通常、「1」は打ち切りがあったことを意味し、「0」は打ち切りがなかった、つまり、故障や死亡などのイベントが生じたことを意味します。

グループ変数

グループ変数を指定します。グループ別にMCF(平均累計関数)の推定値を計算するときに使用される列です。

故障原因, 故障モード

複数の故障原因または故障モードが含まれた列を指定します。この役割に列を指定した場合、レポートには故障原因、故障モードの列の水準とグループ変数の列の水準の組み合わせごとに、MCF(平均累計関数)が出力されます。この場合、故障原因、故障モードの列の欠測値は、いつサービスが終了したか、調査対象から外されたか、またはフォローアップが終了したかを示します。

記録開始時刻

開始時刻を含む列を指定します。最初の行が、記録開始時点の場合は、[最初のイベントが記録開始時刻]チェックボックスをオンにします。その場合には、内部計算において、開始時刻からの経過時間(=年齢)は、「Y」からこの列の値を引いて求められます。

記録終了時刻

サービスの終了時刻を含む列を指定します。終了時刻の列がデータにある場合は、その列をここに指定します。終了時刻が全ユニットで共通の場合は、「デフォルトの記録終了時刻」で指定することもできます。コスト列が0のデータ行がある場合は、そのデータ行が終了時刻として使用されるため、この役割を用いる必要はありません。

By

ここで指定した変数の水準ごとに、分析が実行され、レポートが作成されます。複数のBy変数を割り当てた場合、それらのBy変数の水準の組み合わせごとに個別に分析が行われます。

時間の単位

モデル化に使用する時間の単位を指定します。たとえば、データが秒単位で記録されている場合、用いる時間単位を秒に変更できます。

データ形式

再生性のあるイベント(reccurrent event)の分析では、分析対象のユニットが古くなるにつれて生じる修理回数や修理コストに主眼が置かれます。「再生モデルによる分析」プラットフォームで扱うデータは、観測されたイベントごとに1行ずつとなっており、また、それに加えて最後に観測されたユニットの年齢を示す最終行が必要です。ユニットやシステムの個数はいくつでもかまいません。また、1ユニットあたりに生じたイベントの回数にも制限はありません。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).