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「カテゴリカル」レポート
最初の「カテゴリカル」レポートには、選択した応答列ごとに、二元クロス表（二元度数表）とシェアチャートが表示されます。［表の構成］タブを使用している場合、最初のレポートには、クロス表のみが表示されます。
図3.4 最初の「カテゴリカル」レポート
クロス表の左上隅には、クロス表の各セルに含まれている統計量の名前（「度数」・「シェア」・「ケース」）が記載されます。これらの項目は、赤い三角ボタンのメニューにあるオプションを使って削除することができます。
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クロス表の各セルには、「度数」が表示されます。また、クロス表の右端には、それら度数の合計（「応答の合計数」）が表示されます。多重応答がある場合、クロス表の右端に、「全ケース数」（すなわち、行数）・「応答の合計数」・「応答している全ケース数」も表示されます。
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各セルの「（応答の）シェア」は、応答の各度数を、その合計で割ったものです。これは、すべての応答に占める各応答の割合を示します。これは、クロス表における行パーセント（転置したクロス表では列パーセント）です。
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（欠測値を除外した）「ケース（あたりの比率）」は、応答の度数を応答している全ケース数で割ったものです。
最初の「カテゴリカル」レポートには、年齢層ごとの応答数とケース数が表示されています。クロス表の最初の行には、25～29歳の年齢層の結果が記載されています。この行をもとに統計量を説明いたします。
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最初のセルには、37の応答があります。これは、25～29歳において、「起床後にデンタルフロス」と回答している回答数が、37あることを示しています。
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25～29歳の年齢層における「応答の合計数」（回答総数）は143です。「起床後にデンタルフロス」の「シェア」は、143の応答のうちの25.9％（37/143）です。言い換えれば、25～29歳においては、デンタルフロスをするうちの25.9％が、起床後でのデンタルフロスであると言えます。
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25～29歳の年齢層は全部で113人ですが、 そのうち32.7％（37/113）が「起床後にデンタルフロス」と答えています。言い換えれば、25～29歳の32.7％が、起床後にデンタルフロスをしています。この結果は、1番左上のセルにおける「ケース」の行に表示されています。
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「応答の合計数」（143）は、「応答しているケース数」（104）よりも多いので、25～29歳の年齢層においては、複数選択している回答者が存在していることが分かります。
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「全ケース数」（113）は、「応答している全ケース数」（104）よりも多いです。この質問に回答していない25～29歳の回答者が9名いたということになります。