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決定的スクリーニング計画に特化した統計手法により、決定的スクリーニング計画のデータを分析します。この手法は、「決定的スクリーニング計画の効果的モデル選択」(Effective Model Selection for DSDs)と呼ばれています。この手法は、決定的スクリーニング計画がもつ特殊な構造をうまく利用して、分析を行います。
主効果に対する直交計画や殆直交計画を生成します。殆直交計画を作成する機能では、2水準である連続尺度の因子、および、任意の水準数をもつカテゴリカル因子と離散数値の因子を扱えます。主効果に対する直交計画や殆直交計画は、交互作用が無視できるほど小さい状況において、主効果を効率よく推定するためのスクリーニング計画となっています。
被覆配列
ソフトウェアやネットワークなどのシステムを検証するための組み合わせを作成します。強度tの被覆配列では、t個の因子における水準のすべての組み合わせが、少なくとも1回は実験に出現します。被覆配列では、任意の水準数を持つ任意の個数のカテゴリカルな因子を指定できます。また、許可しない組み合わせも指定できます。
a個の処置をb個のブロックにおいて実験する計画を作成します。その際、1つのブロック内で扱う処置の数をk個(k < a)に制約します。
なお、この[タグチ配列]ではなく、カスタム計画によって、制御因子、誤差因子、制御因子と誤差因子の交互作用を含む計画を作成することも考えられます。そのような計画は、組み合わせ配列(combined arrays)と呼ばれており、一般的に、タグチ配列よりも実験回数が少なくてすみ、効率が良いです。