このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダの「Candy Profiles.jmp」を開きます。
2.
[実験計画(DOE)]>[消費者調査]>[MaxDiff計画]を選択します。
3.
「列の選択」リストから、[キャンディ]を選択し、[X、説明変数]をクリックします。
4.
[OK]をクリックします。
「選択肢集合の個数」「7」に設定します。
メモ: 乱数シード値(第 6 步)を設定すると、以下の数値例と同じ結果が得られます。同じ結果でなくても良い場合は、この手順は不要です。
6.
(オプション)「MaxDiff調査」の赤い三角ボタンをクリックし、[乱数シード値の設定]を選択します。「12345」と入力して[OK]をクリックします。
7.
[計画の作成]をクリックします。
8.
[テーブルの作成]をクリックします。
図19.2 キャンディの好み調査の計画
作成された計画のデータテーブルには、回答者の好みを記録するための「選択」列があります。選択肢集合ごとに、最も好きなキャンディに「1」、最も嫌いなキャンディに「-1」、それら以外の2つのキャンディには「0」と記録してください。
この調査を実施し、その調査結果が「Candy Survey.jmp」に記録されたとします。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダの「Candy Survey.jmp」を開きます。
テーブルには、「調査参加者」列に一覧されている参加者ごとの調査の結果が表示されています。
2.
[分析]>[消費者調査]>[MaxDiff]を選択します。
3.
[データテーブルの選択]をクリックし、[Candy Survey]を選択し、[OK]をクリックします。
「選択」を選択し、[応答の指示変数]をクリックします。
「調査参加者」を選択し、[被験者ID]をクリックします。
[選択肢集合]を選択し、[選択肢集合ID]をクリックします。
[キャンディ]を選択し、[プロファイル効果の作成]パネルの[追加]をクリックします。
図19.3 設定後の「MaxDiff分析」起動ウィンドウ
5.
[モデルの実行]をクリックします。
図19.4 MaxDiffのレポート
このレポートは、「キャンディ」の違いによる効果が有意であることを示しています。高い効用値を持つ上位3位のキャンディは、Plain M&Ms、Reese’s Cups、Peanut M&Msです。
6.
「MaxDiffモデル」の赤い三角ボタンをクリックし、[全水準の比較レポート]を選択します。
図19.5 キャンディの種類の「全水準の比較」レポート
比較レポートを見ると、効用値の差が大きいキャンディの組み合わせがわかります。各セルの3つ目の項目は、行の項目の効用値から列の項目の効用値を差し引いた差に対するp値です。p値の色の濃度は、効用値の差の大きさを示します。青または赤の陰影は、効用値の差(行の効用値から列の効用値を差し引いた値)が、負であるか正であるかを表します。これらのp値は多重調整されておらず、多重比較の過誤率は制御されていません。これらのp値は、参考にするぐらいで用いてください。「全水準の比較レポート」の詳細については、『消費者調査』の「プロファイル」章を参照してください。