このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


上の式でε ~ N(0,1)です。つまり、Yは3つの因子から影響を受けています。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Supersaturated.jmp」を開きます。
3.
「Y」を選択し、[Y]をクリックします。
4.
「X1」から「X18」まで選択し、[X]をクリックします。
5.
[OK]をクリックします。
図10.9 「Supersaturated.jmp」の「スクリーニング」レポート
先ほどの影響をもつ4つの因子が強調表示されています。「X10」「X15」「X7」は、有意水準5%において有意となっています。「半正規プロット」では、「X18」が青い線の近くにあり、また、p値は0.1に近いことがわかります。個別p値が0.1以下のものがデフォルトで選択されますが、この0.1という閾値は因子を選択する上で緩い基準であるため、影響力があると考えられる因子が漏れることはないでしょう。
対比「X10」「X15」「X7」の5.1、-3、1.8という値は、本当の値(5、-3、2)に近い値といえます。