このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


グラフ機能 • ツリーマップ • 「ツリーマップ」プラットフォームのその他の例 • 汚染度を調べる
前へ
 • 
次へ
汚染度を調べる
「Cities.jmp」データテーブルを使い、米国の都市における汚染の測定値（オゾン、鉛）の分布を調べてみます。
まず、都市のオゾン量をグラフにします。
1.
［ヘルプ］>［サンプルデータライブラリ］を選択し、「Cities.jmp」を開きます。
2.
［グラフ］>［旧機能］>［ツリーマップ］を選択します。
3.
「人口」を選択し、［サイズ］をクリックします。
4.
「都市」を選択し、［カテゴリ］をクリックします。
5.
「X」と「Y」を選択し、［順序］をクリックします。
6.
「オゾン」を選択し、［色分け］をクリックします。
7.
［OK］をクリックします。
レポートウィンドウが表示されます。
図11.16 各都市の「オゾン」量
各都市の「オゾン」量からは次のようなことがわかります。
•
オゾン量が最も高いのは「Los Angeles」である。「Los Angeles」が西部にあることは、ツリーマップ内での位置から読み取れる。
•
「Chicago」と「Houston」のオゾン量はやや高めである。
•
「New York」と「Washington」のオゾン量は平均よりやや低い。
次に、各都市の鉛の量を調べてみます。上記の手順を、「オゾン」に代えて「鉛」を［色分け］変数に指定し、繰り返します。
図11.17 各都市の「鉛」量
各都市の「鉛」量からは次のようなことがわかります。
•
「Cleveland」と「Seattle」は鉛量が高い。「Cleveland」は国の中部、「Seattle」は北西部にあります。この位置関係は、ツリーマップ内での位置に反映されています。
•
興味深いことに、その他のほとんどの都市で「鉛」量が低めである。
•
「Raleigh」と「Phoenix」は鉛の値が欠測値になっている。