このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


コマンドと関数にも名前があります。式Log( 4 )では、「Log」が対数関数の名前です。
名前は必ず英文字または下線で始まり、その後ろに次の文字を使うことができます。
数学記号(など)
名前を比較するとき、空白文字(スペース、タブ、改行など)は無視され、 大文字と小文字も区別されません。たとえば、Foragefor ageは、空白文字と大文字/小文字の違いに関わらず、同じ名前として扱われます。
実際には、どんな文字列でも名前として入力できますが、 前述のルールに従っていないものは、引用符で囲み、Name()という特殊な命令の中に入れなければなりません。たとえば、taxable income(2011)という名前のグローバル変数を指定するときは、この変数をスクリプトで使うたびに、Name()の中に入れなければなりません。
Name( "taxable income( 2011 )" ) = 456000;
tax = .25;
Print( tax * Name( "taxable income( 2011 )") );
必要ないときにName()を使っても、問題となることはありません。たとえば、taxName("tax")はまったく同じものを表します。
メモ: Name()はスクリプトが実行されるときに呼び出される関数ではありません。これは、引数に指定したものが名前であることを表す構文マーカーです。式の中で列の名前を指定するには、Column()を使用します。