このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


二項演算子3 + 4+a = 7=のように、両側にオペランドをとるもの)
接頭演算子(論理否定の!aのように、右側にオペランドを1つとるもの)
接尾演算子aをインクリメントするa++のように左側にオペランドを1つとるもの)
Net Income After Taxes = Net Income - Taxes;
Assign( Net Income After Taxes, Subtract( Net Income, Taxes ) );
割り当て演算を書くときは、Assign()関数か、二項演算子の=を使います。同様に、引き算を行うには、Subtract()関数またはマイナス記号を使います。どちらも、JMP内部では同じものとして扱われます。
||、|/、<=、>=、!=、==、+=、-=、*=、/=、++、--、<<、::、:*、:/、/*、*/
他に、一般的な演算子としてセミコロン( ; )があります。セミコロンは次のような目的で使用します。
a + b * c
まずb * cの掛け算が行われた後、その結果がaに加算されます。
+-より優先されます。
a + b * c - d
まずb * cの掛け算が行われた後、その結果がaに加算されます。その後、a + b * cの結果からdが引かれます。
演算子、および対応する関数(優先順位の高い順)は、演算子と、対応する関数をまとめたものです。演算子は優先順位の高い順にリストしてあります。
{a,b}
List(a,b)
a[b,c]
データ要素aの中にある特定の要素を指定する。aは、リスト、行列、データ列、プラットフォームのオブジェクト、ディスプレイボックスのどれでもかまいません。
a++
aに1を加えた値をaに格納する。
a– –
aから1を引いた値をaに格納する。
a^b
Power(a,b)
ab乗する。引数を1つだけ指定したときは、2乗と解釈されます。たとえば、Power(x)と指定した場合は、x2が計算されます。
aの符号を反転する。
!a
a*b
abを掛ける。
a:*b
EMult(a,b)
行列abを要素ごとに掛ける。(行列aの各要素に行列bの各要素を掛ける。)
a/b
Divide(a, b)abで割る。
Divide(x)と指定した場合には、分母がx、分子が1と解釈され、1/xが求まります。
a:/b
EDiv(a,b)
行列abで要素ごとに割る。(行列aの各要素を行列bの各要素で割る。)
a+b
Add(a,b)
abを足す。
ab
aからbを引く。
a||b
matrix1|/matrix2
VConcat(matrix1, matrix2)
a::b
Index(a,b)
abの整数の要素を持つ行列を作成する。
(コロンは、有効範囲を指定する演算子としても使われます。その場合、:aはデータテーブル列aを、::aはJSLのグローバル変数aを意味します。第 “スコープ演算子”を参照。)
Send(object, message)
オブジェクト(object)にメッセージ(message)を送る。
a==b
Equal(a,b)...
比較のためのブール値。これらはすべて、真のときは1、偽のときは0を戻します。aまたはbに欠測値があると、欠測値が戻され、真も偽も評価されません。欠測値の扱いについては、第 “欠測値”を参照。
a!=b
Not Equal(a,b)...
a<b
Less(a,b)...
a<=b
a>b
a>=b
a<=b<c
範囲チェック。真のときは1、偽のときは0を戻します。abのどちらかが欠測値のときは、欠測値になります。
a<b<=c
a&b
And(a,b)
a|b
Or(a,b)
a=b
bの値をaに代入する。aの現在の値が置き換わります。
a+=b
AddTo(a,b)
bにaを足し、結果をaに代入する。
a– =b
aからbを引き、結果をaに代入する。
a*=b
abを掛け、結果をaに代入する。
a/=b
abで割って、結果をaに代入する。
a;b
Glue(expr, expr, ...)
abの順に実行する。