このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


scene<<Begin(primitive type);
...(頂点とそのプロパティを指定するコマンド)...
scene<<End();
頂点の座標を指定するには、vertexコマンドを使います。
scene<<Begin(primitive type);
scene<<Vertex(x, y, z);
...
scene<<End();
primitive typeには次のオプションがあります。次の例では、v0v1などはBeginコマンドとEndコマンドの間に指定されているものとします。
scene<<Begin(primitive type);
scene<<Vertex(x0,y0,z0)// 頂点v0を指定する
scene<<Vertex(x1,y1,z1)// 頂点v1を指定する
...
scene<<Vertex(xn,yn,zn)// 頂点vnを指定する
scene<<End();
複数の線分(連結されていない)を描きます。線分は、v0v1v2v3、以下同様に結んで描かれます。nが奇数の場合、最後の頂点は無視されます。
v0、...、vnを頂点とする多角形を描きます。3個以上の頂点がないと、多角形は描かれません。また、指定する多角形は、線が交差しない、凸状の多角形である必要があります。頂点がこれらの条件を満たしていない場合、結果は予期しないものとなります。
primitive type=TRIANGLES
頂点をv0v1v2、次にv3v4v5、以下同様に結んで複数の三角形(それぞれ分離している)を描きます。頂点の数が3の倍数ではない場合、最後の1個または2個の頂点は無視されます。
primitive type=LINE_STRIP
v0からv1、次にv1からv2、以下同様に結んで連結する線分を描きます。したがって、n個の頂点を指定するとn-1本の線分が描かれます。頂点が2個以上ないと何も描かれません。線分を指定する頂点に関する制限はないので、線が交差する場合もあります。
primitive type=LINE_LOOP
頂点をv0v1v2v3、次にv4v5v6v7、以下同様に結んで複数の四辺形(4辺の多角形)を描きます。頂点の数が4の倍数でない場合、最後の1~3個の頂点は無視されます。
primitive type=QUAD_STRIP
頂点をv0v1v3v2、次にv2v3v5v4、その次にv4v5v7v6、以下同様に結んで複数の四辺形(4辺の多角形)を描きます。頂点の数が少なくとも4個ないと何も描かれません。頂点の数が奇数の場合、最後の頂点は無視されます。
primitive type=TRIANGLE_STRIP
頂点をv0v1v2、次にv2v1v3(順序に注意)、その次にv2v3v4、以下同様に結んで複数の三角形(3辺の多角形)を描きます。三角形が同じ方向に向かってすべて描かれ、正しい面が形成されるためには、頂点の順序を適切に指定する必要があります。頂点が少なくとも3個ないと何も描かれません。
primitive type=TRIANGLE_FAN
TRIANGLE_STRIPとほとんど同じですが、頂点をv0v1v2、次にv0v2v3、その次にv0v3v4、以下同様に結びます。