このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


一部の関数については、『スクリプトガイド』の「データタイプ」章で詳しく解説しています。
(オプション)エンコーディングを指定する引用符付き文字列。文字列のデフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16leutf-16beus-asciiiso-8859-1ascii~hexshift-jiseuc-jpもサポートされています。
エンコーディングのオプションのうち、US-ASCIIは、CR、LF、TABなどが含まれるBLOBデータを、特別な考慮をせずに、ASCII文字の文字列に単純に変換します。
blobのバイトを数値に変換して行列を作成する。
"big"は、最初のバイトが最上位であることを示します(ビッグエンディアン)。
"little"は、最初のバイトが最下位であることを示します(リトルエンディアン)。
"native"は、コンピュータのネイティブ形式を使用します。
式または数値。式はExpr()で囲む必要があります。囲まない場合、その評価結果が文字列に変換されます。
引数widthが引数decimalより優先されます。
Char( Pi(), 10, 4)
Char( Pi(), 3, 4)
(オプション)エンコーディングを指定する引用符付き文字列。BLOBのデフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16leutf-16beus-asciiiso-8859-1ascii~hexshift-jiseuc-jpもサポートされています。
BLOBを印字可能な形式に変換する際、\(および~ " !と、ASCIIの印字不能な範囲の文字)は、16進数表記に変換されます(バックスラッシュの場合は、~5C)。
x = Char To Blob( "abc\def\!n" );
y = Blob To Char( x, encoding = "ASCII~HEX" );
If(
	y == "abc~5Cdef~0A", "JMP 12.2以降のバージョンの動作",
	y == "abc\def~0A", "JMP 12.2より前のバージョンの動作"
);
(オプション)エンコーディングを指定する引用符付き文字列。デフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16leutf-16beus-asciiiso-8859-1ascii~hexshift-jiseuc-jpもサポートされています。
先頭および末尾の空白文字を削除し、文字列内で空白文字が連続している部分は重複を削除する。つまり、Collapse Whitespace関数で2つの連続したスペースを1つのスペースに置換できます。
文字列の場合: 文字列bを文字列aに追加する。どちらの引数も変更されません。
リストの場合: リストbをリストaに追加する。どちらの引数も変更されません。
文字列の場合: 文字列aの後に文字列bを追加した文字列
リストの場合: リストaの後にリストbを追加したリスト
a = "こんにちは"; b = " "; c = "世界"; a || b || c;
d = {"りんご", "バナナ"}; e = {"桃", "梨"}; Concat( d, e );
A = [1 2 3]; B = [4 5 6]; Concat( A, B );
文字列の場合: 文字列aに文字列bを追加して、新しくできた連結文字列をaに代入する。
行列の場合: 行列aに行列bを追加して、新しくできた行列をaに代入する。
リストの場合: リストaにリストbを追加して、新しくできたリストをaに代入する。
文字列の場合: 文字列aの後に文字列bを追加した文字列
リストの場合: リストaの後にリストbを追加したリスト
a = "こんにちは"; b = " "; c = "世界"; Concat To( a, b, c ); Show( a );
A = [1 2 3]; B = [4 5 6]; Concat To( A, B ); Show( A );
d = {"りんご", "バナナ"}; e = {"桃", "梨"}; Concat to(d,e); Show( d );
部分(part)が全体(whole)の中に含まれているかどうかを判断する。
partが見つかったとき、リスト、文字列、および名前空間の場合はpartが最初に見つかった位置の数値を戻し、 連想配列の場合は1を戻す。
partが見つからないときは、すべてのケースで0が戻されます。
文字列または名前空間の場合、文字列wholeの一部の文字列。リストの場合、リストwholeにある項目。連想配列の場合、マップwholeにあるキー。
(オプション)文字列whole内での検索開始位置を表す数値引数。全体(whole)の中。なお、startが負の場合、Containsは、wholeの長さからstartを差し引いた位置から、whole内のpartを逆方向に検索します。連想配列の場合、startは意味がなく、無視されます。
nameList={"Katie", "Louise", "Jane", "Jaclyn"};
r = Contains(nameList, "Katie");
引数xのテキスト内にある単語のいずれかと、単語(item)、単語リスト(list)の中の1つ、またはパターン(pattern)がマッチするかどうかを、ブール値で戻す。テキスト内の単語は、オプションで指定された区切り文字(delimiter)で区切られます。デフォルトの区切り文字はカンマ(",")です。なお、テキスト(x)から抽出された各単語の末尾にある空白は削除されます。
次の例では、“pots”およびそれに続くカンマを検索して、結果を出力します。
x = "Franklin Garden Supply is a leading online store featuring garden decor, statues, pots, shovels, benches, and much more.";
b = Contains Item( x, "pots", "," );
If( b,
	Write( "指定された項目が見つかりました。"  ), Write( "一致しません。" )
);
文字列(string)の最後に部分文字列(substring)があるかどうかを判断する。
文字列(string)が部分文字列(substring)で終わっていれば1、そうでなければ0
Right(string, Length(substring)) == substring
16進数の文字列(string)(空白を含む)から、BLOB(binary large object)を作成する。
Hex To Blob( "4A4D50" );
16進数の文字列(string)を、整数、もしくは、浮動小数点に変換します。
Hex To Char( "30" )の結果は“0”です。
文字列のデフォルトのエンコーディングはutf-8です。utf-16leutf-16beus-asciiiso-8859-1ascii~hexshift-jiseuc-jpもサポートされています。
16進数の文字列(string)を、整数、もしくは、浮動小数点に変換する。
Hex To Number( "80" );
第 “Insert(source, item, <position>)を参照してください。
引数の文字列(string)からn番目の単語を抽出する。区切り文字(delimiters)を指定すると、文字列を各単語に区切る際に、その文字が使われます。 デフォルトの区切り文字はスペースです。複数の区切り文字を指定した場合、指定したすべての文字が区切り文字とみなされます。
Item()は、区切り文字1つ1つが個別の区切り文字として使われる以外はWord()と同じ。Word()では、連続した複数の区切り文字が1つの区切り文字として扱われます。
Item( 4,"the  quick brown fox" , ", " ); // "quick"の前のスペースは2つ
Word( 4,"the  quick, brown fox", ", " );
元の文字列(string)から、右からn文字の文字列を取り出す。 もしくは、元のリスト(list)から、最初のn個のリスト項目を取り出す。文字列(string)の長さがn個よりも短い場合は、fillerに指定された文字列が右側に補充されます。
引用符付き文字列(string)の文字数(長さ)を計算する。
引用符付き文字列(string)内に現れる文字をすべて小文字に変換する。
引用符付き文字列(string)に文字を挿入したり、削除したりして、新しい文字列を作る。また、引数の指定方法により、文字列の一部を取り出す、また、ある文字列が何文字目に含まれているかを計算する、といった処理を実行できます。
offsetは、string内での検索開始位置を示す整数です。なお、ある検索文字列において、その先頭位置よりoffsetが大きい場合、その検索文字列は検索に含まれません。また、offsetがstringの長さより大きい場合、offsetは、(stringの長さ+1)に設定されます。
ソース文字列(source)内でパターン(pattern)を検索する。
(オプション) IGNORECASEを指定しない場合、大文字と小文字が区別される。
第 “Remove(source, position, <n>)を参照してください。
第 “Remove From(source, position, <n>)を参照してください。
sourceを、a回、繰り返して連結した結果を戻す。または、matrixをa回だけ縦に結合し、それをb回だけ横に結合した行列を戻します。sourceはテキスト、またはリスト、matrixは行列です。
第 “Reverse(source)を参照してください。
第 “Reverse Into(source)を参照してください。
元の文字列(string)から、右からn文字の文字列を取り出す。 もしくは、元のリスト(list)から、最後のn個のリスト項目を取り出す。文字列(string)の長さがn個よりも短い場合は、fillerに指定された文字列が左側に補充されます。
第 “Shift(source, <n>)を参照してください。
第 “Shift Into(source, <n>)を参照してください。
文字列(string)の冒頭に部分文字列(substring)があるかどうかを判断する。
文字列(string)が部分文字列(substring)で始まっていれば1、そうでなければ0
Left(string, Length(substring)) == substring
Substr( "Katie Layman", 1, 5 );
Titlecase( "veronica layman ")
"Veronica Layman"
Trim( "  John    ", both )
"John"
引用符付き文字列(string)内に現れる小文字をすべて大文字に変換する。
引数の文字列(text)からn番目の単語を抽出する。区切り文字(delimiters)を指定すると、文字列を各単語に区切る際に、その文字が使われます。 デフォルトの区切り文字はスペースです。複数の区切り文字を指定した場合、指定したすべての文字が区切り文字とみなされます。
Word( 2, "Katie Layman" );
Word()関数とItem()関数は同じです。ただし、Item()関数は、区切り文字が連続している時にそれらを1つ1つカウントしますが、Word()関数は連続している区切り文字を1文字の区切り文字として扱います。
Item( 4,"the  quick brown fox" ); // "quick"の前のスペースは2つ
Word( 4,"the  quick brown fox" );
第 “Words("text", <"delimiters">)を参照してください。
次の式は、そのXMLドキュメントを変数内に保存します。XPath Query式は、XMLを解析して<result>に挟まれたテキストノードを見つけます。結果はリストで戻されます。
rpt =
"\[<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<JMP><report><title>Production Report</title>
<result>November 21st: Pass</result>
<result>November 22nd: Fail</result>
<note>Tests ran at 3:00 a.m.</note></report>
</JMP> ]\";
results = XPath Query( rpt, "//result/text()" );