Pythonインテグレーションメッセージ

このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2 からご覧いただけます。

スクリプト構文リファレンス • JSLメッセージ • Pythonインテグレーションメッセージ

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Pythonインテグレーションメッセージ

Pythonへの接続の機能は、JSL関数としてだけではなく、オブジェクトへのメッセージとしても用意されています。Python接続オブジェクトへの参照は、Python Connect()という関数によって取得できます。以下で述べるメッセージをこのPython接続オブジェクトに送ることができます。『スクリプト構文リファレンス』の「JSL関数」章を参照してください。

pythconn<<Control(<named_argument>)

Pythonの制御オプションを送る。

オプションの名前付き引数

Interactive(Boolean)

Pythonのmatplotlibパッケージで対話型モードを可能にする。これによりグラフのレンダリングが完了した時点でグラフウィンドウをリリースするか閉じるかが決まります。

グローバルな引数。実行したPythonのプログラムコードを、JMPのログに出力する。デフォルト値は1（真）。

pythconn<<Disconnect

Pythonインターフェースの接続を解除する。

pythconn<<Execute({list of inputs}, {list of outputs}, Python_Code, <named_arguments>)

現在のグルーバルなPython接続に対して、第1引数のリストに指定されたJMP変数を送り、第3引数に指定されたPythonコードをサブミットする。第2引数のリストに指定された変数が、JMPに戻されます。

成功した場合は0、そうでなければ1を戻す。実行結果はlist of outputsとして戻されます。出力のJMPリストの各要素に、Pythonの変数値が戻されます。

{list of inputs}

入力としてPythonに送られるJMP変数名のリスト。

{list of outputs}

Pythonからの出力を格納するJMP変数名のリスト。

Pythonで実行するコード。

オプションの名前付き引数

第 “pythconn<<Submit(Python_Code, <named_arguments>)”を参照してください。

pythconn<<Get(name)

name引数で指定されたPythonの変数を取得する。

name引数で指定された変数の値

Pythonから取得するJMP変数の名前。引数には、数値、文字列、行列、リスト、データフレームのいずれのデータタイプのPython変数を指定できます。

pythconn<<Get Graphics(format)

Pythonのグラフウィンドウに最後に出力されたグラフを、指定したグラフィック形式で取得する。様々なグラフィック形式がサポートされています。

JMPピクチャーオブジェクト

Pythonのグラフを取得するときの形式。有効な形式は、PNG、BMP、JPEG、JPG、TIFF、およびTIFです。

pythconn<<Get Version

インストールされているPythonの現在のバージョンを取得する。

バージョン番号の5つの構成要素（メジャーバージョン、マイナーバージョン、マイクロバージョン、リリースレベル、シリアル）を含む長さ5のリストを戻す。リリースレベルの値は文字列です。

pythconn<<Is Connected

接続がアクティブかどうかを識別する。

接続している場合は1、そうでなければ0

pythconn<<JMP Name to Python Name(name)

Pythonの命名規則に従い、JMP変数名を、対応するPython変数名に変換する。

Pythonに送るJMP変数の名前。

pythconn<<Send(name)

JMPからPythonに変数を送る。

成功した場合は0、そうでなければ1

Pythonに送るJMP変数の名前。

pythconn<<Submit(Python_Code, <named_arguments>)

アクティブなPython接続に、Pythonコードをサブミットする。

成功した場合は0、そうでなければ0

名前付き引数

サブミットするPythonコード。

Expand(Boolean)

（オプション）サブミットする前に、Pythonコードに対してEval Insert()を実行する。

（オプション）実行したPythonのプログラムコードを、JMPのログに出力する。デフォルト値は1（真）。

pythconn<<Submit File(path_name)

指定されたファイルのプログラムを、Pythonにサブミットする。

実行するPythonのプログラムコードを含んだファイルのパス。