このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


この例では、「Tiretread.jmp」サンプルデータを使用します。3つの因子(「シリカ」「シラン」「硫黄」)と、4つの応答(「摩擦」「引張応力」「伸び」「硬度」)があります。タイヤのトレッドを開発するにあたり、最適な3つの因子の組み合わせを見つけたいとしましょう。Derringer and Suich(1980)を参照してください。
1.
[ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Tiretread.jmp」を開きます。
3.
「予測式 摩擦」を選択し、[Y, 予測式]をクリックします。
図3.2 入力後の「予測プロファイル」起動ウィンドウ
4.
[OK]をクリックします。
図3.3 「予測プロファイル」レポートウィンドウ
5.
「予測プロファイル」の赤い三角ボタンをクリックし、[最適化と満足度]>[満足度関数]を選択します。
6.
「予測プロファイル」の赤い三角ボタンをクリックし、[最適化と満足度]>[満足度の最大化]を選択します。
ヒント: プロット上で「摩擦」の最大値を表示するには、「予測プロファイル」の縦軸を調整する必要があります。
図3.4 「満足度の最大化」レポート
満足度を最大化することで、「摩擦」が最大化されました。この例では、すべての因子を因子範囲内の最大値に設定したときに「摩擦」が最大化されます。