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「対応のあるペア」プラットフォームは、各行において対応関係がある2つの応答変数を、対応のあるt検定によって比較します。対応のあるデータの例としては、同じ患者で反復測定した処置前後データが挙げられます。また、同一の対象を、2つの異なる計器で測定したデータも該当します。
[テーブル]メニューの[列の分割]オプションで列を2つに分けます。その後、「対応のあるペア」プラットフォームを実行してください。
メモ: データに対応があるときは、対応のないt検定を行わないようにしてください。データを1列に積み重ね、ブロック変数を指定せずに、「二変量の関係」で一元配置分散分析を行うのは、適切ではありません。それは、応答の間にある相関を無視して検定を行うと、 応答に負の相関がある場合には効果を過大評価し、応答に正の相関がある場合には効果を過小評価してしまうからです。