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管理図ビルダーでは、選択した変数に基づいて自動的に基本的な管理図が作成されます。たとえば、X変数が未指定の場合は、二項分布の確率を推定することはできないので、まずC管理図が作成されます。ここでX変数(もしくは試行回数を含む列)を追加すると、サブグループごとの度数がサブグループの標本サイズを下回っている場合は、NP管理図に切り替わります。基本の管理図が作成されたら、メニューから各種のオプションを選択し、管理図の種類、表示する統計量、図の表示形式を変更できます。
P管理図は、各サブグループの不適合品率をプロットしたもので、標本サイズは必ずしも一定ではありません。P管理図では、各サブグループがNi個のアイテムから成り、各アイテムは適合か不適合かで判断されます。1サブグループにおける不適合品数は、Ni以下でなければいけません。
NP管理図は、各サブグループの不適合品数をプロットします。NP管理図では、各サブグループがN個のアイテムから成り、各アイテムは適合か不適合かによって判断されます。サブグループにおける不適合品数は、すべてN以下でなければいけません。