このバージョンのヘルプはこれ以降更新されません。最新のヘルプは https://www.jmp.com/support/help/ja/15.2   からご覧いただけます。


複数ファイルの読み込み
[複数ファイルの読み込み]でファイルを1つだけ読み込むこともできます。1つのファイルの読み込みと複数ファイルの読み込みで、通常のテキストの読み込みと複数ファイルの読み込み、JSLの使い分けについて説明します。
複数ファイルの読み込みは形式の識別を行わない。ユーザがタブなどの区切り文字を指定する必要がある。プレビューは用意されていないが、[ダイアログを開いたままにする]をオンにすれば、異なる設定で何度も読み込むことが簡単に行える。
JSLのOpen()関数で開ける場合もある。
JSLのOpen()関数で開ける場合もある。
複数ファイルの読み込みは、JSLのOpen()を使ってJMP、XLSX、JSONファイルを開き、リクエストがあれば連結する。JMPテーブルを開く際、テーブルスクリプトや列の計算式が維持されないため、それらが必要な場合は、Files In Directory()Open()を組み合わせて読み込まなければならない。
ここでは、JMPのSamples/Import Dataフォルダにあるデータを使用します。
3.
JMPのSamples/Import Dataフォルダを選択します。
4.
[名前または拡張子によってファイルを選択]ボックスに「UN*.csv」とタイプし、Enterキーを押します。
複数のファイル名と拡張子を指定するには、セミコロンで区切って入力するか、[拡張子の追加]をクリックして拡張子を選択します。
図3.53 選択されたCSVファイル
5.
(オプション)[サイズによってファイルを選択]を選択すると、ファイルサイズの上限と下限を入力することができます。
6.
(オプション)[更新日時によってファイルを選択]を選択すると、カレンダーボタンをクリックして日時の範囲を指定し、その間に更新されたファイルを読み込むことができます。
8.
(非構造化テキストファイル)ファイルの構造に基づいて、必要な場合は[テキスト文書、ファイル全体をテーブルの1行に]または[テキスト文書、ファイルの1行をテーブルの1行に]を選択します。
9.
(CSVファイル)カンマ区切り形式のファイルを読み込むには、[データ、CSV設定を使用して読み込み]を選択します。
10.
この例で読み込むCSVファイルには同じ列が含まれているので、[類似したファイルを連結する]をオンのままにします。
11.
[読み込み]をクリックします。
図3.54 読み込まれたCSVデータ
ヒント: 
[ダイアログを開いたままにする]は、デフォルトではオフですが、読み込みのテストをするときにはオンにしておくと便利です。オンにすれば、ファイルを読み込んで結果を確認し、必要に応じてソースファイルを編集し、もう一度同じ設定でファイルを読み込むといったことができます。