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このMungerの例では、姓と名の間の空白を探し、ミドルイニシャルのJ.を挿入します。計算式は、Munger("Veronica Layman", 1, " ", " J.") です。これで、ミドルイニシャルのJ.が挿入され、Veronica J. Laymanとなります。
たとえば、Munger("Veronica Layman", 1, "onic", "")という関数を使うと、Veronicaからonicが削除され、Vera Laymanとなります。
検索/長さフィールドに文字が含まれている場合、Mungerはインデックス関数のように機能し、検索文字列の最初のインスタンスの位置を戻します(検索結果があれば)。たとえば、Munger("Veronica Layman", 1, " ")はシングルスペースを検索し、位置9で見つけます。検索文字列が見つからない場合、Mungerはゼロを戻します。Mungerをこのように使うと、付録「計算式の関数リファレンス」の「文字関数」(605ページ)に示すように、Contains関数と同じ結果が導かれます。
Mungerは文字列の一部を抽出できます。たとえば、姓名の名だけを抽出する場合、Munger("Veronica Layman", 1, 8,)と指定すると、1文字目から8文字目までを抜き出されます。置換値引数が定義されていないため、残りの文字は無視されます。結果はVeronicaとなり、付録「計算式の関数リファレンス」の「文字関数」(605ページ)に示すSubstring関数と同じ結果が導かれます。
文字列を抽出するもう一つの方法は、オフセットと負の長さを指定して、置換値引数を指定しない方法です。Munger("Veronica Layman", 9, -1)はLaymanを戻します。