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公開日: 04/01/2021

加速寿命試験計画の例

この例では、機械部品の加速寿命試験を計画します。加速因子はトルクで、通常の使用応力は35Nm(ニュートンメートル)です。この試験の加速因子は、この1因子だけです。通常の使用応力においてユニットの10%が故障する寿命を推定したいとしましょう。そこで、故障確率を最適化する加速寿命試験計画を作成することにします。

この加速寿命試験を計画するにあたり、次のような条件や仮定を置きます。

合計100個のユニットを試験に使用できる。

寿命の分布はWeibull分布と仮定する。

寿命と応力の関係は対数変換によって定義されると仮定する。

トルクを50Nm、75Nm、100Nmの3つの応力レベルで試験する。

試験水準での故障時間の事前推定値が求められている。事前推定値についての詳細は、事前推定値の取得を参照してください。

試験を5,000サイクル実施する。

持続的に故障を監視する。

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