公開日: 04/01/2021

Interpolate

Interpolate()関数は、(x1, y1)と(x2, y2)の2点間で、与えられたx値に対応するy値を戻します。
値は線形補間されます。Interpolate()は、データ点間の欠測値の計算に使用できます。

各データ点は、次のように列挙することにより指定できます。

Interpolate( x, x1, y1, x2, y2, ... );

また、x値とy値が含まれた行列として指定することもできます。

Interpolate( x, xmatrix, ymatrix );

20~25歳の人の身長を記録したデータセットがあるとします。ただし、23歳の人のデータがありません。
23歳の人の身長を推定するには、補間を使用します。次の例は、評価したい値(23歳)、年齢(20~25歳)の行列、そして身長(インチ; 59~75)の行列を示しています。

Interpolate( 23, [20 21 22 24 25], [59 62 56 69 75] );

この式は、次の値を戻します。

62.5

62.5という値は、23がx値の22と24の真ん中であるように、y値の56と69の真ん中です。

各リストまたは行列内のデータ点は、正の傾きをなすように並べる必要があります。たとえば、Interpolate(2,1,1,3,3)は2を戻しますが、Interpolate(2,3,3,1,1)は欠測値(.)を戻します。

Interpolateは連続量のデータに最適で、Step()は離散値に適しています。Stepを参照してください。

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