「ツリーマップ」プラットフォームの起動
「ツリーマップ」プラットフォームを起動するには、［グラフ］>［旧機能］>［ツリーマップ］を選択します。
「ツリーマップ」起動ウィンドウ
サイズ
指定した変数の値に従ってセルのサイズが決まります。サイズを参照してください。
カテゴリ
ツリーマップを構成するカテゴリ。カテゴリを参照してください。
順序
セルが、文字コード順（左上から右下へ）ではなく指定した変数に従って並べられます。順序変数は複数指定することができます。順序を参照してください。
色分け
指定した変数の水準に従ってセルが色分けされます。
– 連続量の変数を指定した場合、連続的な色のスペクトルが使用されます。
– カテゴリカル変数の場合、JMPのカラーテーマの中から順に色が採用されます。
色分けを参照してください。
By
指定した変数の水準ごとに個別のツリーマップが作成されます。
レイアウト
セルのレイアウトを指定します。レイアウトを参照してください。
［OK］をクリックすると、「ツリーマップ」ウィンドウが開きます。ツリーマップウィンドウを参照してください。
サイズ
セルのサイズをある変数の水準に対応させたいときは、［サイズ］変数を指定します。セルのサイズは、カテゴリに対応する行すべての［サイズ］変数の値の合計に比例します。［サイズ］変数を指定しなかった場合、セルのサイズは各カテゴリの行数に比例します。
カテゴリ
「ツリーマップ」プラットフォームの役割の中で唯一必須なのが［カテゴリ］です。［カテゴリ］変数のみを指定し、他の変数を指定しなかった場合、ツリーマップのセルは次のような特徴を持ちます。
• セルに、カラーテーマから色が割り当てられます。
• セルが文字コード順に並べられます。
• セルのサイズは各カテゴリの度数によって決まります。
［カテゴリ］変数を2つ指定すると、ツリーマップが第1変数でグループ分けされ、グループ内のセルが第2変数に従って作成されます。たとえば、「Cities.jmp」データテーブルの「地域」と「都市」をこの順で［カテゴリ］変数に指定します。
順序
デフォルトでは、セルは文字コード順に並べられます。この順序を変更したいときは、［順序］変数を指定します。［順序］変数を1つ指定した場合、セルはその列の文字コード順（数値列の場合は値の小さい順）に左下から右上へ並べられます。
注: ［長方形分割］オプションを使用した場合は、長方形がサイズ順に並べられ、［順序］変数は無視されます。
［順序］変数を1つ指定した場合、セルは、水準の高い（値の大きい）もの同士、水準の低い（値の小さい）もの同士をまとめる形でクラスター化されます。
［順序］変数を2つ指定した場合は、第1変数によってセルの横方向の順序が決まり、第2変数によって縦方向の順序が決まります。これは、特に地理的データに便利です。
たとえば、「Cities.jmp」のデータが米国の州名の文字コード順に並んでいるとしましょう。このデータを緯度と経度の順に並べ替えると、ツリーマップの長方形は州の地理的な位置に従って並べられます。
色分け
［色分け］変数を指定すると、その変数の水準に従ってセルに色が割り当てられます。
• 連続量の変数を指定した場合、連続変数のカラーテーマで設定されている色が使用されます。デフォルトのカラーテーマは［青-> グレー-> 赤］です。各値の色は、全行の平均の値を基準に決められます。最も低い値は青色、最も高い値は赤色で表示されます。変数の値範囲の両端で色が最も濃くなり、平均に近い水準は色が薄くなります。ツリーマップウィンドウの例を参照してください。
• カテゴリカル変数の場合は、カテゴリカル変数のカラーテーマで設定されている色が使用されます。デフォルトのカラーテーマは［JMP標準］です。
注: ［値の色］列プロパティを使って列に色を割り当てた場合は、そのプロパティによってカテゴリの色が決まります。
• ［色分け］を指定しなかった場合は、カラーパレットから順に色が割り当てられます。