実験計画(DOE) > 選択モデル計画 > 選択モデル計画の分析例 > パイロット調査のための選択モデル計画の作成
公開日: 11/25/2021

パイロット調査のための選択モデル計画の作成

この節では、1人の回答者を対象とした選択モデル計画を作成します。

因子と水準の定義

この例では、既存のデータテーブルから因子をロードします。新しい実験を独自に計画するときは、手動で因子を入力してください。

1. [実験計画(DOE)]>[消費者調査]>[選択モデル計画]を選択します。

2. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Design Experiment」フォルダの「Laptop Factors.jmp」を開きます。

3. 「選択モデル計画」の赤い三角ボタンをクリックし、[因子のロード]を選択します。

図18.4 「選択モデル計画」で属性を定義 

Choice Design Window with Attributes Defined

計画の作成

1. [続行]をクリックします。

2. このパイロット調査は、1人の回答者を対象に行います。「モデルの設定」、「事前分布の設定」、「計画の生成」の各パネルは、すべてデフォルト値のままで適切です。

3. (オプション)「選択モデル計画」の赤い三角ボタンをクリックし、[乱数シード値の設定]を選択します。「12345」と入力して[OK]をクリックします。

4. [計画の作成]をクリックします。

メモ: 乱数シード値(ステップ3)を設定すると、以下の数値例と同じ結果が得られます。同じでなくても良い場合は、この手順は不要です。

図18.5 パイロット計画 

Pilot Design

この調査には、選択肢集合が8つあり、それぞれが2つのプロファイルで構成されています。

5. [プロファイルと応答を1つのテーブルに作成]が選択されていることを確認します。

このオプションを選択すると、選択肢集合と調査結果が1つのデータテーブルにまとめられます。

6. [テーブルの作成]をクリックします。

この調査は、事前情報なしで計画されたものです。そのため、これらの選択肢集合から有用な情報を引き出せるとは限りません。1人の回答者を対象としたパイロット調査を行い、その結果を分析して得られた事前情報を使用して、最終調査を計画しましょう。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).