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公開日: 11/25/2021

「旧機能の管理図」の例

次の例は、サンプルデータフォルダ内の「Quality Control」フォルダにある「Coating.jmp」サンプルデータを使っています(出典は、『ASTM Manual on Presentation of Data and Control Chart Analysis』)。分析対象となる品質特性は「重量」列で、サブグループの標本サイズは4に設定してあります。

1. [ヘルプ]>[サンプルデータライブラリ]を選択し、「Quality Control」フォルダにある「Coating.jmp」を開きます。

2. [分析]>[品質と工程]>[旧機能の管理図]>[XBar]を選択します。

[XBar][R(Range:範囲)]が選択されていることを確認します。

3. 「重量」を選択し、[工程]をクリックします。

4. 「サンプル」を選択し、[標本ラベル]をクリックします。

5. [OK]をクリックします。

図12.2 「Coating」データの計量値管理図 

Variables Charts for Coating Data

この工程のXBar管理図とR管理図は図12.2のようになります。サンプル6は、工程が統計的管理状態にないことを示しています。標本の値を調べるには、どちらかの管理図上でサンプル6の点をクリックします。すると、対応する行がデータテーブル内で強調表示されます。

メモ: XBar管理図とS管理図を同時に選択した場合、XBar管理図の管理限界は標準偏差に基づいて計算されます。それ以外の場合は、XBar管理図の管理限界は範囲に基づいて計算されます。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).