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公開日: 11/25/2021

「散布図行列」プラットフォームのオプション

「散布図行列」の赤い三角ボタンのメニューには、次のようなオプションがあります。

点の表示

散布図内の点の表示/非表示を切り替えます。

点をずらす

点をずらして表示する機能のオン/オフを切り替えます。このオプションは、少なくとも1つの変数が順序尺度または名義尺度である場合に使用可能です。

直線のあてはめ

各散布図に回帰直線およびその直線(応答の平均)に対する信頼区間を表示します。

確率楕円

確率楕円の表示/非表示を切り替えます。グループ変数を使った例を参照してください。

楕円内を塗る

個々の楕円内の領域に色をつけます。グループ変数を使った例を参照してください。

楕円の確率

楕円のα水準を指定します。

楕円の透明度

塗った楕円の透明度を、0(透明)~1(不透明)の値で指定します。

楕円の色

楕円の枠線の色と楕円内を塗りつぶす色を指定します。

ノンパラメトリック密度

データ点の密度が高い領域を示すノンパラメトリック密度の表示/非表示を切り替えます。ノンパラメトリック密度の推定は、点の数が膨大で密度が見極めにくいときに役立ちます。

2本の分位点密度等高線が表示されます。1つの等高線には平滑化した密度の50%が含まれ、もう1つの等高線には平滑化した密度の90%が含まれます。このパーセンテージは平滑化した密度に基づくため、等高線内の点の実際の割合とは完全には一致しません。

グループ別

このオプションを選ぶと表示される「グループ別」ウィンドウでは次の設定ができます。

起動ウィンドウで[グループ化]変数を選択しなかった場合は、ここで指定できます。

起動ウィンドウで[グループ化]変数を選択した場合は、既存の[グループ化]変数を削除するか、[グループ化]変数を置き換えることができます。

グループ変数を使った例を参照してください。

スケールの固定

データ自体やフィルタ設定を変更したときに、軸のスケールやグラデーションの凡例のスケールが自動的に調整されるのを防ぎます。

以下のオプションの詳細については、『JMPの使用法』のレポートのローカルデータフィルタレポートの[やり直し]メニュー、およびレポートの[スクリプトの保存]メニューを参照してください。

ローカルデータフィルタ

データをフィルタリングするためのローカルデータフィルタの表示/非表示を切り替えます。

やり直し

分析を繰り返したり、やり直したりするオプションを含みます。また、[自動再計算]オプションに対応しているプラットフォームにおいては、[自動再計算]オプションを選択すると、データテーブルに加えた変更が、該当するレポートに即座に反映されるようになります。

スクリプトの保存

レポートを再現するためのスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。

Byグループのスクリプトを保存

By変数の全水準に対するレポートを再現するスクリプトを保存するオプションが、保存先ごとに用意されています。起動ウィンドウでBy変数を指定した場合のみ使用可能です。

より詳細な情報が必要な場合や、質問があるときは、JMPユーザーコミュニティで答えを見つけましょう (community.jmp.com).