公開日: 04/21/2025

カイ2乗効率

「スクリーニング計画」プラットフォームの主効果スクリーニング計画は、釣合い(バランス)が良くなるように、つまり直交計画に近づくように、カイ2乗効率を基準として作成されます。実験回数がnで、p個の因子を持つ計画があったとします。なお、各因子は、計画行列の各列に対応しています。

因子klにおける水準をそれぞれa = 0, 1, , sk-1 およびb = 0, 1, , sl-1とします。

kと列lのペアにおいて、水準の組み合わせ(a,b)が出現する回数をnkl(a,b)とします。

kと列lのペアにおける直交性からのズレが、次式によって計算されます。

Equation shown here

計画全体における直交性からのズレの平均が、次式によって計算されます。

Equation shown here

また、χ2の最大値(Equation shown here)が計算されます。計画のカイ2乗効率は、次のように定義されます。

Equation shown here

カイ2乗効率は、バランスの取れた計画(釣合い型計画)であるとき、つまりχ2が0であるときに100%となります。

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