定ストレス加速寿命試験計画の作成における最初のステップは、1~3個の加速因子を定義することです。デフォルトでは、3水準の因子が1つの計画が作成されます。
図22.3 最初に表示される「定ストレス加速寿命試験計画」ウィンドウ
「因子」のボタン
| 選択されている因子を削除します。 |
| 最後の因子を削除します。 |
| 因子を追加します。 |
| 最後の操作を元に戻します。 |
| 最後の操作をやり直します。 |
因子名
因子の名前。追加した因子には、デフォルトでX1、X2...という名前がつきます。変更するには、デフォルトの名前をダブルクリックして任意の名前を入力します。
水準数
因子の水準数。
因子の変換
寿命分布が加速因子によって変化するというモデルにおける、寿命分布と加速因子との関係を指定します。変換方法には、[Arrhenius]・[逆数]・[対数]・[平方根]・[線形]があります。
最低使用条件
標準的な使用状況における因子値(市場や現場での条件)の下限値。変更するには、デフォルトの値をクリックし、任意の値を入力します。
最高使用条件
標準的な使用状況における因子値(市場や現場での条件)の上限値。変更するには、デフォルトの値をクリックし、任意の値を入力します。
メモ: 「最低使用条件」と「最高使用条件」には、同じ値を設定することができます。使用条件が1つしかない場合は、その使用条件を「最低使用条件」と「最高使用条件」の両方に指定してください。
最低試験条件
最低試験条件を指定します。変更するには、デフォルトの値をクリックし、任意の値を入力します。
最高試験条件
最高試験条件を指定します。変更するには、デフォルトの値をクリックし、任意の値を入力します。
メモ: 最低試験条件と最高試験条件を同じ値にすることはできません。最低試験条件と最高試験条件は、試験において設定する加速因子値の下限と上限となります。
試験の作成
指定した因子設定で試験案を作成するためのタブが開きます。別の試験計画を作成するには、因子の設定を変更してから[試験の作成]をクリックします。計画が個別のタブに表示されます。タブのタイトルは、ダブルクリックして変更することができます。
メモ: 現在の設定において作成される試験の計画行列が特異になる場合、その試験の計画は作成されません。警告の内容に従って設定を変更してください。