定ストレス加速寿命試験計画の作成における第2のステップは、加速モデルの指定です。
「試験の因子」セクションには因子と設定が一覧されます。この内容を更新するには、「因子」セクションに変更を加えてから再び試験を作成します。
加速モデルの指定に必要な3組の設定を指定します。
分布の選択
応答変数の確率分布を指定します。対数正規分布とWeibull分布のいずれかを選びます。
加速モデルの設定
次のような設定があります。
故障分位点の推定値を指定する。
この表では、加速因子の組み合わせに対し、指定の故障確率に達するまでに要する時間の想定値を指定します。その想定値を設定するには、テキストボックスに値を入力するか、時間と故障確率のプロットの曲線上でハンドルをドラッグします。
Sigma
(「応答変数の分布」で「対数正規」を選択した場合のみ表示されます。)対数正規分布の形状パラメータ。
Weibull ベータ
(「応答変数の分布」で「Weibull」を選択した場合のみ表示されます。)Weibull分布の形状パラメータ。
その他の設定
次のような設定があります。
最適化基準
計画を最適化する際の基準。分位点と故障確率のいずれかを選びます。
興味がある確率
(「最適化基準」で「分位点」を選択した場合のみ。)故障時間を求めたい累積故障確率を入力します。たとえば、10%のユニットが故障するまでの時間を推定したい場合は、「0.10」と入力します。
興味がある時間
(「最適化基準」で「故障確率」を選択した場合のみ。)累積故障確率を求めたい故障時間を入力します。
試験でのユニット数
実験において用いるユニット数。
試験期間
ユニットを試験する期間の長さを入力します。
試験案の作成
指定した計画の設定で試験案を作成するためのタブが開きます。設定を変更すれば、別の試験案を作成することができます。設定ごとに、個別のタブに1つの試験案が表示されます。タブのタイトルは、ダブルクリックして変更することができます。