「計画の評価」プラットフォームでは、D効率・G効率・A効率が表示されます。効率の指標を求める計算式の説明において、次の記号を用います。
• Xは、モデル行列
• nは、計画の実験回数(標本サイズ)
• pは、切片を含めたモデル項の数
•
は、点
における相対的な予測分散。相対的な予測分散を参照してください。
•
は、計画領域全体における相対的な予測分散の最大値
D-最適化基準。理想的な直交計画と比較したときの相対的なD-最適化基準です。D-最適計画は、切片を除く推定値に対する同時信頼領域の体積を最小にする計画です。

G-最適化基準。理想的な直交計画と比較したときの相対的なG-最適化基準です。G-最適計画は、計画領域全体における予測分散の最大値を最小にする計画です。

Dを計画領域としたとき、上式の分母は下式により計算されます。

メモ: 「G効率」は、計画領域のモンテカルロ標本を使って計算されます。そのため、同じ計画でも結果が若干異なることがあります。
A-最適化基準。理想的な直交計画と比較したときの相対的なA-最適化基準です。A-最適計画は、回帰係数の分散の和を最小にする計画です。
