• 混合水準スクリーニング計画は、特に2水準の因子が多数ある場合に決定的スクリーニング計画(決定的スクリーニング計画)の代わりとして使えます。この例では、2水準のカテゴリカル因子3つと連続変数の因子5つの、計8因子について調べる計画を作成します。連続変数の因子は3水準です。
1. [実験計画(DOE)]>[古典的な計画]>[因子のスクリーニング]>[スクリーニング計画]を選択します。
2. 「応答」パネルに「Y」というデフォルトの応答が1つ表示されます。このデフォルトの応答をそのまま使用します。
3. 計画に連続変数の因子を5つ追加するため、「N個の因子を追加」に「5」と入力し、[連続変数]をクリックします。
4. 計画に2水準のカテゴリカル因子を3つ追加するため、「N個の因子を追加」に「3」と入力し、[カテゴリカル]>[2水準]をクリックしますをクリックします。
5. [続行]をクリックします。
6. [混合水準スクリーニング計画の作成]をクリックします。
7. 中間サイズの[実験回数が8の倍数]を選択し、実験回数を16のままにします。この種類では、実験回数を24や32にすることもできます。
メモ: 次の手順にて乱数シード値を設定すると、以下の数値例と同じ結果が得られます。同じ結果でなくても良い場合は、この手順は不要です。
8. (オプション)「スクリーニング計画」の赤い三角ボタンをクリックし、[乱数シード値の設定]を選択します。次に、「12345」と入力して[OK]をクリックします。
9. [計画の作成]をクリックします。
10. グレーの開閉アイコンをクリックして「計画の評価」セクションを開きます。グレーの開閉アイコンをクリックして「相関のカラーマップ」セクションを開きます。カラーマップは、計画の構造を理解したり、他の計画オプションと比較したりするのに役立ちます。
図10.30 実験回数が16回の混合水準スクリーニング計画の「相関のカラーマップ」
カラーマップを見ると、主効果が2因子間の交互作用と相関していないことがわかります。
11. [テーブルの作成]をクリックして、計画のデータテーブルを作成します。