「関数主成分分析」の赤い三角ボタンのメニューには、以下のオプションがあります。
診断プロット
「予測値と実測値のプロット」と「予測値と残差のプロット」の表示と非表示を切り替えます。これらのプロットは、選択された次元数の関数主成分でモデルがデータにどの程度あてはまっているかを評価するのに役立ちます。
スコアプロット
関数主成分スコアのスコアプロットの表示/非表示を切り替えます。「スコアプロット」の各軸にどのFPCスコア(関数主成分スコア)をプロットするかは、[成分の選択]の下のリストで変更できます。FPCが1つしかない場合、関数主成分スコアは直線y = x上にプロットされ、成分を変更するためのリストは表示されません。スコアプロットは、他の関数とは異なった傾向をもつ関数を見つけ出すのに役立ちます。外れ値となっている点の関数は、他の関数とは異なった傾向になっている可能性があります。スコアプロット内の点を選択すると、関数主成分プロファイルがその関数のスコアに設定されます。
ヒント: スコアプロットの点の上にカーソルを置くと、ID変数のその水準に対する、あてはめた曲線の予測プロットが表示されます。
関数主成分プロファイル
関数主成分スコアの表示/非表示を切り替えます。関数主成分プロファイルには、入力変数の列と各関数主成分スコアの列が含まれます。目標関数が指定されている場合は、プロファイルグラフ上に追加のボタンオプションがあります。目標関数を最適化し、目標プロファイルの表示と非表示を切り替えることができます。[目標プロファイルの表示]をクリックすると、2つのプロファイルがレポートに追加表示されます。1つは目標関数からの差を表し、もう1つは目標関数からの積分誤差を表します。「関数主成分プロファイル」の赤い三角ボタンのメニューの詳細については、『プロファイル機能』の“Profiler”を参照してください。
ヒント: [リセット]ボタンを使用すると、プロファイルですべての関数主成分スコアを0にリセットできます。
関数主成分の次元数を変更
関数主成分分析に表示する関数主成分スコアの次元数を指定します。また、このオプションで関数主成分スコアの次元数を指定すると、「関数の要約」レポートが更新されます。平均モデルを表示するには、関数主成分の数を0に設定します。